人生ではさまざまな「問題」に遭遇します。
生きていく過程で何も問題に出くわしたことがない!なんていう人は皆無のハズです。
中には同じ出来事に遭遇してもそれを「問題だととらえる人」もいれば「問題とはとらえない人」もいますが、これは「出来事は一つ、とらえ方はさまざま」だからだと思います。
そして、その出来事によって「これは自分にとっての問題だ」と捉えられる人は、その問題解決の先にきっと理想の未来を自分なりに想定できているのだと思います。
理想の未来と現実の出来事とのギャップがいわゆる「問題」という解釈につながっています。
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問題というのは、「自分に今必要な課題はこれですよ・・・」と目に見えない誰かがわざわざ教えてくれているものだと解釈することもできます。
そう考えると、問題発見/問題遭遇はありがたいことであり、そこで「解決」できるだけの能力や手腕を発揮することで自分の新たな成長が呼び起こされると思います。
人生で自分に降りかかってくるすべての問題は自分を成長させるチャンスを与えるために起こっている・・・と理解してみてはどうでしょうか。
そうすると、何か問題に気づくたびに「この問題は自分をどう成長させてくれるんだろう?/自分の何を変えなければならないんだろう?」などと前向きな姿勢になれるかもしれません。
問題が起きた時にネガティブに捉えるか、それともポジティブに捉えるか?
このちょっとした意識的な選択によって、そのあとの思考も、感情も、行動もすべて変わっていきます。
自分が今抱えている問題を一瞬で解決できる人は、実は世の中には必ずいるものです。
自分にはその力量がないから「すぐには」解決できないけども、だからこそその力量を身につける最適な環境に今置いてもらった・・・と考えると良いと思います。
自分一人の思考ではやはり限界があることがあります。
そういうときは、一人で悶々したりウジウジしていないで、誰かにアドバイスを仰ぐことも必要です。
自分が抱え込んだ問題は「自分では絶対に解決できない」と思うかもしれませんが、実際はそんなことはありません。
解決策は必ずあるし、その問題を一瞬で解決できる人だって世の中には必ず存在しています。
私はそう強く思っています。
現役時代、そう強く思って仕事をしてきました。
自分に解決できない問題は自分に降りかからない・・・と固く信じる姿勢は大切だと思います。