人間の年齢を数えるときに1歳はひとつ、2歳はふたつ、3歳はみっつ・・・と数えていきますが、10歳では「つ」をつけた数え方ができなくなって10歳としか言いようがなくなります。
「つ」がつくのは9歳までです。
そして、だいたいそのころが子どもに物心がつく時期でもあります。
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よく本や雑誌の特集記事などで「○○歳のときにやっておくべき△△個のこと」・・・といったタイトルがあります。
何だかそう言われるとそうなのかな?!と思ってしまうのが人間です。
ここで大切なのは、実際にその○○歳になったらそうした本を読むのではなくて、その年齢になる前にあらかじめその本を読んでおくことです。
未来を先取りしておくわけです。
そうすると、普段の生活の中で改めて気がつくことがたくさん出てきます。
サラリーマンでも課長になったら課長の本を読んで勉強するのではなく、そうしたものは課長になる前に読んでおくことが大事です。
同じく、部長になってから部長の勉強をしているようでは遅すぎます。
社長になったら社長の勉強をしようと思っている人は社長にはなれません。
言い換えると「未来の準備をしている人はその未来を享受しやすい/未来の準備をしていない人はその未来を享受しにくい」・・・というわけです。
行動するときでも「◇◇になったらやるよ」等と言っている人ほど、結局その「◇◇」は訪れなくていつまで経っても行動できずにいます。
◇◇という条件を隠れ蓑にしないで「思い立ったが吉日」の精神をもってすぐさま行動に移すくらいの気概が大切だと思います。