スイスの「グローバルウェルスレポート2016」によると、 「資産が100万ドル以上(およそ1億円以上)ある人を富裕層と定義する」そうです。
そして、日本にはその定義に当てはまる富裕層が約283万人いるそうです。
日本の人口を1億2700万人とすれば、2.2%の人が富裕層に該当します。
単純に言うと、100人に2~3人が富裕層・・・小学校のクラスは約38人ですから1クラスに1人の富裕層がいる・・・。
多いのか少ないのかよくわかりませんが、何となくの感じでは多いように思えます。
ちなみに世界で見ると、全世界でこの定義に該当する人は約3293万人。
そして、アメリカだけでその内の約1355万人が該当している・・・と。
つまり、約4割強の富裕層がアメリカに集中していることになります。
そして、日本の富裕層の人数はアメリカに次いで第2位だとか・・・。
本当かな?・・・とも思うのですが、まあ、そういうことらしいです。
日本人ってお金持ちなんですね。
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富裕層と呼ばれる人が単なる会社勤めのサラリーマンであることはそうはないと思います。
サラリーマンであっても投資を行なっているとか、親からの遺産を相続した・・・などの背景があると思います。
この「投資」という概念は重要です。
富裕層の人たちのほとんどは、何らかの投資を日頃より行なっていると言われています。
ところが富裕層でない人は、投資に対する知識が不足していて、投資を極端に怖がり、敬遠する傾向があるとも言われます。
働いて消費・浪費を重ねる・・・また働いて消費・浪費を重ねる・・・またまた働いて消費・浪費を重ねる・・・の繰り返しです。
日本経済の今後は、所得格差がますます拡大していくのではないか?・・・と懸念されています。
つまり、富裕層はますます富裕層であり続け、そうでない人はなかなかその域から飛び出すことができない・・・ということになりそうです。
別に富裕層になることが大事ではありませんが、生きていくうえではある程度の経済的余裕がないと、いろいろな自由が手に入りません。
私はいつもこの「自由」という概念を大事にしています。
さまざまな自由を手にするためにも、まずは経済的にゆとりある生活を過ごせるように努める・・・つまり投資を無視しないで行なってみる・・・とことが大事だと思います。