あと1週間くらいでゴールデンウイークですね。
溜まっている仕事を片づけなければいけない・・・ゴールデンウイーク前までに終わらせないといけない仕事がある・・・といった事を抱えている人も多いかもしれません。
人が仕事に集中して真剣に取り組む時期には2つあります。
一つは「締切り間際」です。
「締切り間際」になると、不思議と頭がフル回転して集中できます。
良い意味での緊張感が自分にラストスパートをもたらしてくれます。
もう一つの人が一生懸命に仕事をする時期というのは「やり始め時」です。
「やり始め」は比較的頭が新鮮で意欲も強くあり、やる気満々です。
たいてい一番仕事がはかどる時だと思います。
ここにヒントが隠されています。
仕事を効率よくはかどらせよう!と思えば、この「締め切り(ゴール直前)」と「スタート」を意図的に作れば良いわけです。
仕事全体をいくつかに細かく分けて、○時までにここまでやる、次に△時になったら続きを始めて◇時までやろう・・・と計画します。
ランチ前までにここまで仕上げよう!・・・と自分で決めて仕事をしているビジネスマンは多いと思います。
自ら時間の制限(=締め切り)を設けることは大切です。
決して他人(上司など)に強制されたのではなく、「自分で設定する/した」という点がとても重要です。
ある意味では「締切り」を設定すると自動的に次の「スタート」も決まります。
たとえるなら、棒磁石を分断するとその分断面がN極とS極になり、1本の磁石だったの全体像(=仕事)が複数の棒磁石に分かれ(=仕事が分かれ)、N極とS極(スタートと締め切り)が生まれるようなものです。
棒磁石が2本の棒磁石になり・・・2本の棒磁石が4本の棒磁石になるように、大きな仕事も意図的に細分化して「仕事を分断」することで、「やり始め時(スタート)」と「締め切り」を作ることができます。
すると、都度仕事が新鮮になったり、あるいは集中力と緊張感をもって(場合によっては多少の焦りも )仕事に取り組むことができます。
長時間通してずっとその同じ仕事を行なうよりも、かえって中だるみを回避できて効率良く仕事ができると思います。
締め切りとスタートを独自に設定し直す・・・という発想は、気分を入れ替え集中力を増す意味でも有効なテクニックだと思います。