ギャンブルで儲かったお金は「あぶく銭」とも言われ、人はつい気持ちが大きくなって「そのお金をすぐに使って消費してしまう(=泡・あぶくとなって消えてしまう)」という傾向があります。
「そのためにやっているんだからこれでいいのさ」と自分に言い訳をして言い聞かせようとしがちです。
まあ、それはそれで本人の自由ですから別に構わないことですが、できればそこでグッ!と堪えて、我慢して、「儲かったお金を別の投資にまわす」という思考回路を持つともっと良いと思います。
・・・・・・・・・・
売買による差益の儲けを狙うのは「投機」ですが、株の配当金や不動産保有による家賃収入を狙うのは「投資」に当たります。
私は投機は勧めず投資を勧めています。
投機と投資の概念・定義を自分なりにしっかり持つことは大切だと思います。
不動産投資の初期段階では「得られた収入を消費にまわすのではなく、しばらくは貯めていって、ある程度の額になったら次の物件を買う」のが良いと思います。
200万円貯めて200万円の贅沢品を買うのはダメで(←それだと永遠に経済的自由を得られません)、そこまで貯めて次の物件を買う・・・としていくわけです。
そうすれば毎月得られる収入額が徐々に増えていきます。
当初は2万円程度だったものが4万円となり、6万円となり、ついには10万円となり20万円となっていきます。
単純・簡単な話です。
「家賃収入を得られても少し我慢して貯めていき、かつ今まどおりに給料からの貯金も続け・・・それらを足して早い段階で次の物件を購入する」を繰り返していくと、加速的に物件数が増え、家賃収入も増えていきます。
家賃収入の額が毎月30万円を超えてくると、気持ちがかなり変化すると思います。
40万円を超えてくると、もう一般的なサラリーマンの給料を超えているわけですから、経済的自由の扉が半分開いているのも同然です。
子供の頃に親に言われた躾の言葉「我慢しなさい」というのを思い出すと良いかもしれません。
欲しがりません、勝つまでは!・・・の精神です。
稼げない、貯められない、増やせない・・・の「ナイナイ尽くし」は「辛抱ができない人間」ということを意味します。
一時辛抱(我慢)することで得られる収入額がどんどん加速的に増えていく!・・・ということを理解できると、このやり方を継続できると思います。
投資でお金を稼げるうちに「放っておいてもお金を生んでくれる仕組み」を一つでも多く構築しておくことが大切です。
時間を味方にすることでお金は加速して増えていく・・・ということに気づき、実践し、夢ある人生を送っていきたいものですね。