よく言われることですが、お金は貯められるときに貯めておかないと、後で貯めようと思ってもなかなか思い通りには貯めることができなかったりします。
「貯められるとき」というのはすなわち「家計に比較的余裕があるとき」のことで、人生には概ね3回~4回そうした時期が訪れると言われています。
1回目の貯め期は、結婚した後の共働き中です。
2回目の貯め期は、子どもが生まれてまだ小さい頃です。
3回目の貯め期は、子どもが大きくなって就職をして独立をしたときです。
4回目の貯め期は、住宅ローンの返済が終わった後です。
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結婚して20代で生まれた子どもが独立する頃、親の年齢はたいてい50代です。
また、30代で組んだ住宅ローンの支払いが終わるのはだいたい60代です。
そう考えると、だいたい50代~65歳の定年退職を迎えるまでの時期までが一番お金を貯めやすい時期(=貯め期)と言えそうです。
この時期は、仮にお金に余裕ができたからといってそこで無闇に散財してしまうと後々にちょっと苦労をすることになるかもしれません。
お金を貯めるのに早過ぎるということはないですし、無駄になることもありません。
50代になりかけている人・・・子どもがそろそろ独立をして手が離れそうな人・・・住宅ローンの返済がそろそろ終わりかけている人などは、自分にとって「最大の貯め期」がやってくると思っておくのが良いかもしれないですね。