株でも債券でも不動産でも金=ゴールドでも、「何かを買って、後にそれを売って、その売買差益を得る」というのは、投資というよりも「投機」であると、私は解釈しています。
では「投資」というのはどういうことか?・・・というと、「何かを買って、それを売らず保有したままで、そこから生まれてくる派生益を得ること」と解釈しています。
「不動産投資」というのは、言うなれば「家賃収入を得ること」なのですが、ありがたいことに昔から上手くいく方法というのが既に確立されていて、しかも高い再現性があります。
そのため、実は、単なる「知っているか知らないか/やるかやらないか」だけの選択と決断に過ぎないと言えなくもありません。
利回りで計算しても5%~20%くらいの収益になることは予め見当がつくもので、視点を変えれば「5年~20年で元が取れる」ことが分かっている投資手法となりえます。
これが株式投資になると狙いは「配当金」ということになりますが、配当金はその会社の毎年の収益の結果に左右されるため、永続的に得られる保証はないし、そもそもその会社自体が存続し続ける保証がありません。
東証一部上場の大手企業/日本を代表する大企業・・・だから安心だと思っていても、過去の歴史を振り返ればわかるように、必ずしも安心とは言えません。
まして、配当金の利回りは2%以下であることが多く、それはつまり元手資金を回収するのに少なくとも50年以上はかかる、ことを意味します。
50年以上もその会社が存続していること、またその間ずっと今の配当金を維持し続けていること・・・を求めるには、ちょっと勇気と辛抱が必要です。
不動産投資と天秤にかけて考えたなら、はるかに不動産投資のほうが予想期待値は高い、と言えます。
もちろん、そうした不動産投資にも「絶対」ということはありません。
家賃収入を得られるのは「入居者」がいてこその話で、かつ、その入居者が「滞納しないこと」が大前提です。
また、不動産は経年劣化がありますから、毎月々の管理費・修繕積立金やその他の各種税金等も必要になります。
でも、そうしたことをすべて鑑みても、株式投資よりは不動産投資のほうに分があると私は理解し、株式から不動産にスイッチして今日があります。
その選択と決断は目論見通りで間違いではなかった・・・と思っています。
そう思えるからこそ自分以外の人にも同じ思いを味わってもらいたいと折に触れ紹介・推奨しています。