大学3年生の中には、もう再来年の就職に向けての活動を始めている人もいると思います。
なかなか自分がやりたいことを明確にするのは容易ではありませんが、「職種」という意味では、大学卒業後は「営業職」を経験することを私はいつもおススメしています。
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学生の中には、営業職という仕事を「ひたすら頭をさげて、お願いして、涙を呑んで、靴底を擦り減らしながら、夜遅くまで働く仕事」・・・というイメージを持っている人も多いと思います。
それはテレビやマンガによく出てくる昭和初期の頃の営業マンの姿です。
まあ、世の中には未だにそういう会社もあるかもしれませんが、私が意図する「営業職」というのはそういったものではありません。
営業職は本来「感謝される仕事」であり、「人生をいろいろな角度から学べる仕事」であり、「やればやっただけの成果が出る仕事」であり、「成果に応じて報酬は青天井(=際限がない)の仕事」です。
働いてお金をもらえるのが営業職ですが、若いうちにおいては「お金を払ってでもやっておくべき仕事」と言えるかもしれません。
これからの時代にますます重要となる「人脈」をが手に入れられる仕事であり、特に経営者を相手にする営業はとても多くのことを自分自身も学べます(逆に学ばなければいけません)。
営業職は、ちょっと極端なことを言うと、法律に反さず売上を上げることができたなら何をやってもいい・・・とまで言える仕事です。
商品やサービスを売るというよりも、自分自身という人間をタダで販売している・・・と考えると販路が拡大します。
営業職はイヤだ~やりたくない!・・・と言うのは、きっと昭和時代の過酷な労働イメージに囚われているからだと思います。
自分の成長のためにも、若いころの営業経験はとても重要だと思います。