投資であれば、どんなことでもリスクが存在しています。
ここで言う「リスク」とは、本来は「不確実性」という意味ですが、あえて「キケン」という意味合いも含みます。
投資を行なう人は、意識している・していないに関わらず、常にそのリスクを背負っていることになります。
不動産投資も「投資」ですから、当然リスクが存在していて、よく「不労所得」という言い方をされますが、100%不労ではなく、それなりに「労力」はかかっているものです。
なぜなら、リスク回避のためにはどうしても労力は欠かせないものだからです。
不労所得というと、文字通り「労力が要らない/働かなくても収入が入る」・・・などといったイメージを抱きがちですが、不動産投資でうまく成功している人たちは決して「まったく働かない」というわけではありません。
ただ、通常のサラリーマンのように「決められた時間内を誰かの指揮下の元で拘束される」ということはなくなります。
その代わり、時間でお金を得ようなんてことは考えていないし、自分の成長と成功のために勉強したり、折衝したり、商談に臨んだりと、それなりに働いている時間があるものです。
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不動産投資は不動産賃貸事業経営ですから、一般の事業と同じで「経営者」の意識・発想・見方が求められます。
不動産投資(事業経営)を成功に導くも失敗に終わらせるも、それに携わる人の自覚、姿勢次第だと思います。
だからこそ、安易に「不労所得だから…」といった気持では関わらないほうがベターだと思いますし、経営者としての自覚をもって社会的責任と「感謝される事業を営んでいる」という誇りを持つことが大事だと思います。
経営では「数字を読む」ことが必要です。
不動産投資でも、当然数字を読むことが求められます。
数字に弱い/数字を読めないような人は、遅かれ早かれどこかで躓きます。
幸い、不動産投資で必要な数字力はそんなに難しいものではありませんから、最初に勉強をキチンとしておけば、後はおいおい投資を勧めながら学んでいけば良いと思います。
初めは面倒な気もしますが、すぐに慣れると思います。
また数字を読むことに慣れていくと、そのうち自分の読みと現実との乖離を埋めることが楽しくなり、不動産投資自体がどんどん面白くなっていくと思います。