仮に今自分が300万円を貯金していて、特に使い道が決まっていないと仮定します。
そのうち、何となく「車」に興味が湧き、300万円の新車を買おうかな?・・・と思い始めたとします。
そのときの選択肢には次の3つの道があります。
1.貯金を取り崩して現金で購入する
2.300万円を元手に収益不動産(中古ワンルームマンションなど)を購入し、それを賃貸に出して家賃を毎月3万円ほど得つつ、車はその家賃の範囲内で返済できるようなローンを組んで購入する(つまり、お金の持ち出しにはならない)
3.基本的には2と同じですが、300万円の資金を頭金として銀行から1000万円の借金をして収益不動産を購入し、その家賃から銀行へのローン返済を控除した後に手元に残る金額の範囲内で返済できるように車をローンで購入する(←必然的に2よりも毎月の車のローンの返済額が多くなるので、早くローンを完済し終えます)
(同じくお金の持ち出しにはならない)
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手持ちの現金でそのまま消費物を買うと、後に残るのは中古品となったその消費物だけです。
一方、ちょっとワンクッションを入れて現金をもとに「投資」を行ない、投資で得られるお金をもとに消費物を購入すれば、手元には中古品の消費物+それなりの現金や資産が残ります。
どちらが得策か?
単純に言えば後者のほうが得ですが、その代わり、後者を実践するには投資リスクを背負うことが必要です。
要は「そうしたお金の流れに気づけるかどうか?」と「投資リスクを背負えるかどうか」だと思います。
→ 早く経済的自由を手にする人というのはそうやって「お金を使う」タイプの人だと思います。
自分ならどちらを選ぶか?・・・と自問自答してみると、気づかなかったことに気づけるようになるかもしれないですね。