バレンタインデーは残酷なもので、一つの決着(好かれているかどうか)をつけて、人の感情の区切りを明確にする日でもあります。
うまくいった人・・・おめでとうございます。
うまくいかなかった人・・・新たなチャンスをつかみ取ってください。
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「卒業」とは,、学校などで一定の学びを終えて「次の新しい世界へ足を踏み出す機会を持つこと」です。
一昨年はベッキーさんの騒動で、離婚のことを比喩的に卒業と言い表して話題になりましたが、どんな人でも卒業の経験はあるものです。
そして、卒業に付きものなのが「人との別れ」です。人生はその繰り返しでしょうね。
でも、人生で経験することはすべて「学びの経験」と置き換えることができますし、それを経験・卒業することでまた新たな世界に進んでいけるのだと思います。
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失敗したこと・・・うまくいかなかったことを自分なりに「学び」に変えていくことは大事ですが、そうできるかどうかは人それぞれの感性と価値観次第です。
うまくいかなかった経験も一つの学びの経験だ!と思えば良いのに、そうした教育・価値観を施されずに育ってきた人はついうまくいかないことを他人のせいにして何も学ぼうとしなかったりします。
もったいないことだと思います。
学びの経験である以上、そこから何かを学んで自分を成長させる機会にすることが大事です。世に言う「成功している人」ほど、実は多くのうまくいかなかった経験をしているものです。
つまり、それだけたくさんの失敗をしているわけです。
たくさん失敗をして、その経験からたくさんのことを学び、たくさん自分を成長させてきたからこそ、今の成功を手にしているわけです。
ここで大事なことは、そうした成功してきた人だって「失敗するのが怖くなかったわけではない/常に不安は抱えていた」・・・ということです。
人間、誰だって痛い思いをするのはイヤですし、できればすべてうまくいってほしいと思うものです。
でも、何事も恐れを抱いているだけでは前進できないし、勇気を出して「一歩」を踏み出し、次にまた「一歩」を踏み出すことが大事です。
立ち止まっていたら、望む人生は手に入りません。
たとえ転んだとしても、それによって死ぬことさえなければ、いくらでもまた立ち上がることができます。成功する人はそうしたことを知っています。だから、前に進もうと自分を奮い立たせます。
失敗=うまくいかなかった経験というのは「学ぶ経験」だ・・・と理解することが大切で、そこで学んだことや経験を活かす意味で「一つの卒業」を果たし、次の新しい世界へ進むと良いと思います。
そうやって、人は人生に広がりを持たせて歩んでいくのだと思います。