トランプ大統領は過去にカジノ・リゾート事業を経営する会社を4度も倒産させているそうです。最初の倒産は1991年で、その後1992年(何と翌年です!)、そして2004年と続き、最後は2009年になります。
その後、2016年12月に大統領に就任することが決まり、2017年1月に正式に就任しています。
最後の破産から7年後には大統領選挙に出馬して当選しているのですから、何ともアメリカという国は日本と大違いです。
日本では一度自己破産したら最低でも5年は復活することが難しい・・・と言われています。
トランプ大統領は、約9億ドル(900億円強)もの負債を抱えて、「世界一貧乏な男」と呼ばれた事もあるそうです。
それが大統領になるまで復活できるのですから、アメリカという国はスゴイですね。
日本で、もし安倍総理が破産したらまず間違いなく総理大臣にはなれないと思います。日本の「自己破産制度」は、裁判所を通して借金の返済義務を免除してもらう手続きの事です。
安易に自己破産の選択肢をとるのではなく、自己破産すぜにどう復活していくか?・・・何とか自己破産しないで人生を立て直す方法はないか?・・・を懸命に考えることが日本では大切だと思います。
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経営は生きモノで、良いときもあれば悪いときもあります。
「わかった!」と思った瞬間に成長が止まります。
多少の臆病さも併せ持ち少しはビビりながら経営するほうが、結局は安泰の道を進むことになると思います。
安心し油断したとたんに経営は錆びれます。結局、会社は経営者次第…リーダー次第です。
リーダーは、自分だけではなく部下と部下の家族の命運も握っていることを忘れず、時には小心者と呼ばれるときもありつつ大胆な方策を決断する・・・という度胸が大切だと思います。