サラリーマン家計が破綻しないための最大のコツは「その月の収入の範囲内でその月の生活をする/支払いをすること」です。
次に有効なコツは「ボーナスを含めた半年内の収入の範囲内で半年間の生活をすること」です。
その次に有効なコツは「ボーナスを含めた1年間の収入の範囲内で1年間の生活をすること」です。
家計が破綻しないということは、ちょっと言い換えると「お金を貯められる家計」の状態・・・とも言えます。
お金が貯まる原理原則はいたってシンプルで、つまり「収入の範囲内で暮らす」というだけのことです。
ほとんどの人はこれができています(だから、家計破綻をしていません)。
ところが、一部の人はこれができていません(過去の貯金の取り崩しなどで生活をしているような人です)。
年金生活者の中には、疑似家計破綻の人が今後増えていくかもしれません。
当面は現役時代の蓄えがあるので何とかなっていても、基本が「年金収入<生活費」になっていて、毎月貯金を取り崩して暮らしているようだと、いずれ貯金が尽きたときが人生も詰む時です。
支出を収入の範囲内に収めることを、若いうちから習慣化して暮らす姿勢は大事です。
「収入-支出」の差分がたとえ1千円でも良いので、何とかして常に「収支プラス」を維持していくことが大事です。
その習慣が身に付けば人生は安泰です。
貯金できる金額がどんなに少ないとしても、「収入-支出」をプラスの数字になるように生活設計をしていけば、数年…数十年経つころにはそれなりの貯金ができています。
ちりも積もれば山となる・・・です。
収入の範囲内で生活をすることは、本当に重要なことだと思います。