リタイア後に何年生きるつもりで、今を生きているか?

医療技術の進歩によって、先進国では80年と思われていた人の一生が、今や100年はほぼ射程圏内になってきた時代です。

日本では2007年生まれの子ども(今現在12歳/少額6年生)の半数が107歳まで生きる・・・という予想もあるそうです。

そうなると60代~70歳で仕事をリタイアして、残りは20年間の年金生活を送る・・・という従来のパターンも変える必要が生じます。

場合によっては、働く期間が80代ないしは90歳くらいまでとなるかもしれません。

90歳であっても、車の自動運転の力を借りることで通勤が可能となり、80代くらいだとまだまだ若いの~と言われるようになるかもしれません。

50代、60代で独立起業するのも当たり前、人生で転職回数が2ケタは当たり前・・・という時代も来るかもしれません。

・・・・・・・・・・・

人生の選択肢が増えるのは良いことですが、何事も先立つものは「お金」です。

70代になっても80代になっても、引き続き生活に必要なお金のために自分の好きでもない仕事をやって一生を終える・・・というのであれば何とも悲しい生涯です。

若い頃から、何らかの計画性をもって自分の資産形成について準備をしておくことが、これまで以上に重要になってきます。

長期化するシニアライフに備えて、早い段階で準備を念入りに行っておく必要がある、ということです。

70歳の人でも人生100年時代では、残りの時間が30年間もあります。

30年間も無為無策でダラダラと過ごすのはうまくないでしょうし、お金もそれだとすぐに底をつきます。

公的年金があてにならないことはほぼ確実ですから、「私的年金」を作っておかないと生きていくことすらままなりません。

リタイア後の生活は毎月の公的年金に頼るのではなく、自分で準備した財資産に稼いでもらって、そうした「私的な年金」を用意しておかないと生きていけなくなる時代です。

でも、そうは言ってもなかなかすべての人がその準備をできるとは思えませんから、そうすると訪れるのは「さらなる経済格差/格差社会」です。

人生100年社会の到来とともに、残念ながら個人間の経済格差がますます広がっていくことが予想できます。

経済的な豊かさだけでは幸せな長寿を全うすることはできませんが、お金がないことで制約される老後の人生では惨めなものです。

仕事はいずれしたくてもできなくなる時が必ずやってきます。

その後は自分の代わりに働いてくれる「何か」が必要で、その「何か」とは多くの場合「財資産」であり、「権利収入」と呼ばれる類のものです。

先手を打って準備しないと、急には準備できません。

そのうち何とかなるだろう・・・などと悠長な考えで40代~50代を過ごすのは危険だと思います。

リタイア後に自分は何年生きるつもりでいるか?そして、どんな未来予想図を描いて今を生きているか?・・・今からでも具体的なプランを立てて実践していくことが大事だと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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