舛添都知事と囚人のジレンマ

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舛添都知事の答弁で、千葉県のリゾートホテルで面談した関係者は元新聞記者の出版会社社長とのことらしいですが、肝心のそれが誰であるかは明かされませんでした。

これだと、その話が本当かどうかわかりませんからウソである可能性も否定できないわけです。

一般常識で言って、その人物を隠匿するのはかなり不自然なことだと思います。

この件で思い出したのがいわゆる「囚人のジレンマ」と呼ばれるものです。

・・・・・・・・・・・・

囚人のジレンマ

例)違法行為を犯して自分と相手の双方が逮捕されたとします。

検事は真実を求めてこんな自白すればこうなる・・・とそれぞれ別個に持ちかけます。

1)自分が自白して相手が黙秘したら、罪はすべて相手が背負い相手は懲役10年、自分は無罪放免

2)自分が黙秘を続けて相手が自白したら、罪はすべて自分が背負って懲役10年の刑

3)自分も相手も自白したら罪は半々でそれぞれ懲役5年

4)自分も相手も黙秘を通し続けたら両方とも若干の罰金で釈放される

こうしたケースで自分にとって一番いいのは 1)のケースで、自分が自白して相手は黙秘を続けるケースです。

でもそんなウマい話にはまずなりません。

次に有利なのは 4)の2人とも黙秘をするケースです。

若干の罰金で済めばガマンできます。

でも、自分が黙秘をしても相手もずっと黙秘してくれる保証はありません。

自分にとって最悪なのは、自分は黙秘しているのに、相手が自白してしまって罪を自分がすべて背負う 2)のパターンです。

・・・この「囚人のジレンマ」はそれぞれが意思疎通できないという前提があります。

意思疎通できないからこそ、相手がどう出るかわからないため「ジレンマ」が起きるわけです。

ただし、ここでそもそも相手がいるという前提という条件がひっくり返って、相手はもともと不在・・・となれば話は別です。

自分がウソつきですべての責任を背負う義務が生じるだけです。

舛添都知事の場合は言いたいけど言えないのか?それとも言おうにも言える人がいないのか?

・・・まあ、だいたいこうした問題の最終決着はいつも同じです。

それは歴史が教えてくれています。

信頼を失い、信義にもとる行為を行った人物は、遅かれ早かれ表舞台から消えていくのが世の常ですね。

【御礼】
人気ブログ「新ベンチャー革命」様に本記事を取り上げて頂きました。

誠にありがとうございました。

■新ベンチャー革命
「舛添東京都知事はなぜ、最悪のカタチで辞任に追い込まれたのか:シナリオ思考法(アウトサイド-イン・シンキング)の訓練ができていなかったから」
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35993534.html

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