ソリューションという言い方をする人が多いので聞いてみたら・・・

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

会社勤めをしていたころ、よく外部から営業をかけられて「ぜひお会いしたい・・・話だけでも聞いてほしい・・・」といったことがありました。

一般的に、ある一定の役職についている人はそうした営業には目もくれず、すべてお断りとか部下に任せている人が多いと思いますが、私は月に1週間だけ「今週は外部からの営業に会ってみてもいい」という週を設け、外の空気を吸う機会を設けていました。

なぜなら、いつもシャットアウトして外部との触れ合いをゼロにしていたら、朽ちて腐っていく組織になりかねないからです。

さて、そうしたときある時期だけ突出して「ソリューション」という言い方をする人が多い時期がありました。

なぜだかはよくわかりませんが、おそらくそのころにどこかでその言葉が取り上げられて、みんな使うようになっていたんだと思います。

ここで大事なのは、使うのはいいのですが「言葉の意味・定義をはっきりさせる」ということです。

試しにあるとき聞いてみました。

「ところで、この 『ソリューション』って何ですか?」・・・と。

ほぼ100%の割合で、明確に答えられた人はいなかったですね。

「解決という意味です」・・・とまでは答えられた人はいましたが、「普通の解決とはどう違うのですか?」と聞くと、もうお手上げです。

ビジネスでは、いたづらにカタカナ言葉を多用して相手を煙(けむ)に巻くようなやり方はうまくないと思います。

むしろ、難しいことを易しい言葉に換えてよりわかりやすく説明することが大事です。

カタカナ言葉を使えばパンフレットはカッコいいのですが、本質を的確についてくれなければ宝の持ち腐れです。

ちなみに、私の考えるソリューションはこうです。

「(ソリューションはもともと溶解という意味なので・・・)ある問題をいったん全体的に溶かし大元の原因を探求し、そこから根本的な問題解決を図る」ということ。

組織運営でも、日本語であれ外来語であれ、言葉の意味をお互いに共通化したうえで会話を進めることが重要です。

まして営業活動では、対顧客に対して理解できない言葉を連発するような手法はうまくありません。

表面的に何となくカッコつけるより、地に足をつけた営業活動のほうが大切だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2019-1-29

    光あるところに「別の光」もある

    西暦1850年前後のアメリカ・カリフォルニアで広範囲にわたって金脈が発見されたため、一獲千金を狙って…
  2. 2018-1-10

    昇り坂の儒家、降り坂の道家

    「昇り坂の儒家、降り坂の道家」という表現があります。 意味はこうです。 昇り坂、つまり人…
  3. 2017-5-13

    中途採用で求められるのは、即戦力+成長力のある人材

    企業で中途採用を実施しているところは多くあります。 そうした企業で求める人材というのは何も「即…
  4. 2018-12-2

    未来の利益は経営者自身で「決める」ことが大切です

    社長(経営者)は、会社の利益数字をいつも頭の中で考える習慣が必要です。 未来の数字がいくらにな…
  5. 2019-7-19

    お金を生み出す仕事をしよう!

    「自分でがんばって稼いだお金」・・・という表現をとても頻繁に使う人は、もしかすると、お金を稼ぐには一…
  6. 2018-2-1

    私が定期的に歯医者に通っている理由

    一昨年くらいから、私は定期的に歯医者に通っています。別に虫歯があるわけでも何でもなく、いたって正常で…
  7. 2017-4-6

    仕事の受注で他社に負けないための3つのポイント

    ビジネスでは、業務委託を受けることで売上を増やせるケースがあります。 自社が委託を受ける場合は…
  8. 2017-6-2

    真剣と深刻の違い/真剣に考えると○○が出ます

    「真剣に考える」と「深刻に考える」とは意味合いが異なります。 人は未来に目を向けて肯定的に可能…
  9. 2018-1-22

    「一人王様ゲーム」をやってみませんか?

    昔、合コンや飲み会で「王様ゲーム」というちょっと危ないゲームが流行ったことがあります。 割り箸…
  10. 2021-8-17

    大金を遺すこと(遺産)は必ずしも子のためにならない

    親としては自分の子どもにそれなりのお金を遺してやりたい・・・と少しは思うものです。  …

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る