ブランド品を身に付けたがらないお金持ちの人たち

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サラリーマンは高級品を身に付けることを意識しがちですが、ビジネスマンは逆に高級品を身に付けないことを意識しています。

身に付けている腕時計や靴やカバン等でその人の年収や社会的地位を値踏みする人は、まあ、夜の飲み屋の関係者に多くいらっしゃる・・・と思います。

でも、よほどの目利きでなければブランド品以外のモノの読みは外れるものです。

そんなにモノの値段をすべて知っている人なんていませんから・・・。

多くの人が知っている高級な品物(商品)というのは各種ブランド製品です。

多くの人はそうした表面的な仕様に惑わされ、本質を見抜けていないと思います。

私はそうした外見・表面的なモノで人を判断することの「危険さ」を会社員時代にたくさん味わってきました。

その結果身に付けた哲学は、「人間は中身が肝心、身に付けているもので判断してはいけない、その人を見誤ってしまう・・・」というものでした。

実際、バブル期の証券会社時代に、身なりはたいしたことがなくても実は相当なお金・株を持っている・・・という人を多く見てきました。

多くの場合、お金持ちの人はあえてそう(=お金持ちそうに見えないように)していて、意図的に自分の身なりや身に付けるものをブランド化・高額化(高級化)しない・・・という考えをお持ちでした。

なぜか?

余計なトラブルを引き起こしかねないから・・・です。

いかにもお金がありそう!と見えると、よからぬ輩が擦り寄ってきます。

そうしたことから事前に身を守ろうという自助努力をされていたわけです。

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たとえば、腕時計が果たす役割は「時間を正確に示す」ことです。

極論すると「時間がわかればいい」わけで、その点だけで言えば1000万円の高級腕時計も100円ショップの安物腕時計も効果は同じです。

高級時計は言ってしまえば「見栄(みえ)の権化」かもしれません。

豪華な腕時計を身に付けて、これ見よがしに他人にアピールして、自分はこんなにお金があるんだぞ!・・・とアピールするあさましい考えを持っているとしたら、その栄華は恐らく一時的なもの・・・でしょうね。

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営業職のサラリーマンで、お客さまや見込み客に会うときに高級腕時計を見せびらかすようにしている人がいたなら、その人はたいてい二流・三流の営業マンです。

相手が鋭い人であればあるほど、また博識な人であればあるほど内心ではこう思います。

「あーずいぶんと儲かっているんだなあ・・・お客からいっぱいお金をむしり取って稼いでいることをアピールしているなあ・・・」と。

その高級腕時計を買うあなたの給料は、元をたどれば誰が払ったの?・・・俺たちお客だろう・・・この売ろうとしている商品はそんなにボロ儲けの商品なんだな・・・きっと原価はかなり安いモノを高く売りつけているんだろうなあ・・・だったらもう少し安くしてくれてもいいだろうよ・・・」と思っているかもしれません。

極端に言えば、高級ブランド品をじゃらじゃら身に付けることで、かえってお客さまの心を逆なでしているわけです。

ただ、気をつけなければいけないのは、かと言ってあまりにみすぼらしくて側にいることが憚(はばか)れるような服装でもいけない、ということです。

ある程度の範囲内・・・つまり良識が問われるところですね。

ビジネスマンの中には、お客さまに会うときに「清潔だけど見た目は派手でなく、どちらかというと質素な感じ」を好んで着用する人は多くいます。

そして、誰でも知っているブランド品にこだわるのではなく、知っている人だけが知っている品にこだわりを持ちます。

サラリーマンは表面的に誰もが知っているブランド品にこだわります。

私は、とにかく長く使えるもの・・・つまり同じものを大切にして長く使っていました。

モノだけでなく、長く愛用する態度・姿勢は「人・お客さま」に対しても同様の想いで臨んでいました。

長期的な人間関係を大切にしたい!という気持ちを常にもって仕事に臨んでいたわけですが、そうした気持ちはやはり大切だと思っています。

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