金融投資というのは、文字どおり「資金」をまずは「投じて」、後々に「投じた資金以上のお金を回収すること」・・・と解釈するのが良いと思います。
つまり、最初に「お金を投じる」ことが前提条件であり、逆に言うと「投じる資金が必要」だということです。
したがって、巷でよく言われているような「頭金ゼロ円で投資ができる・・・」といった類の宣伝は「頭金ゼロ円」という時点で、もはや投資とは呼べないかもしれない/かなり気をつけなければいけない・・・と解釈することが大切です。
自分が住むための住宅購入で「頭金ゼロ円でも…」というのならまだしも、不動産投資など、「投資における頭金ゼロ円」は自分の中でご法度にするのが良いと思います。
投じる現金が手元にある・・・そのうえでそれを全額投じるか、それとも一部だけにして残りはローンを組むか?・・・はアリだと思いますが、そもそも「投じるお金は最初からない/ゼロ円」というのは相当リスクが大きいスタートになると思います。
投資では常に「頭金アリ」の発想で、それもできることなら「頭金は1割以上」の準備を整えたうえでスタートするのが良いと思います。