納期/締め切りがあると人は動きます

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

コロナ禍において政府はいろんな名目でお金を世にバラマキました。

 

ところがお金には貯蔵力があるため、政府や日銀がどんなにお金のバラマキを行なっても、どこかで誰かがお金を貯め込んでしまい、想定していたお金の使い道とは異なる方向にお金が行っていることも十分あり得ます。

 

本来世の中に流通するハズだったお金が部分的にせき止められ、流れが止まっているわけですが、この状態をマルクスは「貨幣退蔵現象」と呼びました。

 

今はそれによってかえってカネ余りを引き起こし、行き場を失ったお金が株高・不動産高に向けて流れている・・・ということもゼロではないと思います。

 

・・・・・・・・・・・

オーストラリアのヴェルグルという町ではかつてこうした政策がとられたそうです。

 

当時、第一次世界大戦と大恐慌の影響からデフレ不況に陥っていたその町では、独自の地域通貨を作ることにしました。

 

この通貨には一つ大きな特徴があって、それは1か月ごとにその価値が100分の1ずつ減っていく・・・というものです。

 

そういう決まりがあると、その通貨を使わないで家で貯め込む人はほとんどいなくなります。

 

そんなことをすると価値がどんどん下がっていくからです。

 

だから、たいていの人はお金を手にした後、お金を使うように意識します。

 

その結果、その町ではお金の流通が盛んになり、デフレ脱却、失業者の劇的改善現象が起きたそうす。

→ 期限/締め切りが直近の近未来で明確になっていると、人は「損をしたくない」という気持ちが先に立って、そのための行動を起こします。

 

例えはちょっと違いますが、昔のマンガ家が締め切り日に追われて徹夜で原稿を仕上げる・・・という話はよく聞くことですが、これも似たような原則が絡んでいると思います。

 

人は、締め切りを作ると、不思議と脳のほうで「締め切りまでにやろう!」と勝手に動きます。

 

ここから言えることはこうです。

自分が未来にする事を決め、それを期限を設けたうえで手帳に書き込む・・・。

すると、脳が勝手にその期限内に成し遂げようと働いてくれる。

そうした流れを味方につけて実際に成し遂げよう!・・・です。

 

期限を設けると、時間は未来から流れ始めます。

 

現在から流れるのではなく、未来から流れる・・・というところが面白い点です。

 

神様は人間に「死」という「締め切り」を設けました。

命を完全燃焼させるための「スイッチ」であり、命を最大限に輝かせるための「締め切り」でもあります。

 

人は「締め切り」があるからこそ、その締め切りに向けて懸命に行動します(生きようとします)。

 

そういう意味では、自分が死ぬであろう日にちを勝手に想定し、その日時まで残された時間がどれくらいあるのかを逆算し、意識すると良いかもしれません。

 

残された時間が短ければそれだけ一日一日が重要に思えてくるようになり、やりたいこと/やり残したことが見つかります。

 

そうやって、毎日が充実した日になるような必死の生き方にチェンジしていくと良いですね。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目のお勧め記事!

  1. 2016-12-30

    重要なことには「長期」かつ「面倒」なものが多い

    人間にとって最重要なことは、「健康的に永く生きる」だと思います。 ところが、永く生きるには何か…
  2. 2018-2-12

    反復なくして成果・結果なし!

    お酒を飲むと誰だって多少は酔います。 同じように、いい本やいいセミナーを受けると、「ああ良かっ…
  3. 2018-10-12

    「稼ぐ」→「増やす(投資)」→「増やす(再投資)」

    多くの人が「当たり前」だと思っていることとズレた道を選択するには勇気が要ります。 常識とされて…
  4. 2017-12-20

    仕事とプライベートの時間の違い

    仕事とプライベートの時間の過ごし方にはいくつもの違いがありますが、そのうちの一つがこうです。 …
  5. 2020-11-5

    【営業パーソン】キャクラクター営業は早く卒業すべし!

    営業の世界には「キャラクター営業」という言葉があります。 営業マンが商品の…
  6. 2023-11-17

    年3%のペースでインフレが進んだとすると何が起きるのか?

    世界各国の地域で経済がグングン成長していく一方で日本経済は逆にどんどん鈍化していると言われます。 …
  7. 2023-12-15

    【成功の秘訣】行動をルーチン化する

    誰かが言っていました。 「何事かを一生継続しようと思えば困難だが、時間を区切れば楽になる」・・…
  8. 2021-9-6

    【重要】「持ち家志向」の前に持つべきものとは?

    これまでの日本人の人生設計の中には「持ち家志向」が根強くあったと思います。 社会人になった後、…
  9. 2019-10-18

    小さな一歩が長い道のりを歩ませてくれることに

    今の世の中は通称「ゼロ金利/マイナス金利」の時代です。 マイナス金利というのは、明治・大正…
  10. 2019-9-29

    「結果から逆算してプロセスを決定する」という思考法

    何らかの「結果」を求めるなら、基本的に頭に入れておかなければいけないことがあります。 「結…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る