年3%のペースでインフレが進んだとすると何が起きるのか?

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

世界各国の地域で経済がグングン成長していく一方で日本経済は逆にどんどん鈍化していると言われます。

かつての経済大国日本の面影はなく、いつの間にか世界経済から取り残され貧困化に向かっている感さえあります。

それでも、世界経済に引きずられて国内経済もインフレ傾向があるのは確かです。

インフレとは、物の値段が上がることです。

物の値段が上がると「同じ金額で買えるものが減る」ということが言えるので、インフレはお金の価値が下がることも意味します。

そんな中で、税金や社会保険料などの個人負担は上昇傾向にあり、マスコミ等で騒がれるように家計が苦しい世帯が多いのは間違いありません。

そんな中、岸田内閣は所得税減額等の施策を打ち出したわけですが、来年6月以降国民の心情・感情がポジティブに動くことを願うばかりです。

・・・・・・・・

Q. 仮に年3%のペースでインフレが進んだとすると、今手元にある1万円の価値はどうなるでしょうか?

10年後には7440円、30年後には4120円となり、50年後には今の1万円は2350円の価値となります。

つまり、今は1万円だけどその頃には今2350円で売っているものしか買えなくなっている・・・というわけです。

50年後というとピンとこないかもしれませんが、せっせと貯金に励み後生大事にお金を貯めた残高が今1000万円あったとしても、50年後には今の235万円分の価値しかない・・・といえば少しわかりやすいかもしれません。

さらに年金や保険も同様にインフレに弱いと言えます。

もらえる金額が定まっているタイプの財産にはすべて共通して言えることです。

死亡時1000万円保障の終身保険も50年後にもらうと現在価値にして235万円くらいの価値しかないわけで、そのときになってその事実を知るのはかなりショックかもしれません。

今40歳くらいの人が将来は毎月15万円の公的年金がもらえると目論んでいても、30年後には6万円程度の価値になってしまいます。

ちょっと悲惨な試算ですが、上記のとおりインフレが続くと仮定した場合理論的にはそういうことになります。

まあ、毎年3%のインフレが30年・・・50年とずっと続き、その間何もしないという前提条件は非現実的なので、そこまで悲観することはないと思いますが、でも、そうした事情・将来的読みをしておくことは大切です。

今自分がしている貯金/毎月かけている保険でお金を「貯める/残す」だけだとしたら、言い換えればそれは金額を「維持しているだけ」であり世界レベルで見れば価値が減少している恐れがあります。

お金は「稼ぐ→貯める」の次に「増やす」というステップを踏む意識が大事です。

厳しいことを言えば、お金を守るためにはインフレ率以上のペースでお金を「増やす」必要があります。

そのために私たちができることはやはり「投資」しかありません。

投資をすることがインフレから資産を守るための行動になります。

「持続的インフレの恐ろしい意味」を認識し、将来の老後に普通の生活を送るためにも、一般の人でもマネーリテラシーを身につけ投資を日常的に行なう必要があると理解することも必要だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-1-3

    【未来予測】2019年から2020年にかけて留意しておくべき事

    東京都の小池都知事がやたらカタカナ言葉を使いたがることを多くの人は知っています。 都民ファース…
  2. 2017-10-15

    あなたの収入は何のため?

    私は「不労所得」という言葉を普段使わないのですが、世間一般では「働かないで得られるお金のことを不労所…
  3. 2018-7-22

    【必読】お金持ちになるコツ(願望の叶え方)

    英語を話せるようになりたければ、英語を話せる人に近づき、教わることがコツの一つです。 スペイン…
  4. 2021-2-9

    株式市場が開いている時間の意味

    「市場」というのは、当然そこに来る人がいるからこそ成り立つわけで、逆に言うと、そこに来る人を対象とし…
  5. 2019-1-20

    アメリカでは自己破産しても再起可能ですが…

    トランプ大統領は過去にカジノ・リゾート事業を経営する会社を4度も倒産させているそうです。最初の倒産は…
  6. 2016-10-12

    権利収入の一つ、継続課金制度を導入しているか?

    電気・ガス・水道・電話の「基本料金」と呼ばれるものは、それを使おうと使わなかろうと関係なく毎月継続的…
  7. 2017-12-4

    未来を自分の手で創っていこう!

    未来は「変える」というよりも「創る」という表現のほうが正しいのかもしれません。 なぜなら、未来…
  8. 2016-11-25

    資産が生み出すお金で生活をする、という発想

    お金に色はついていない・・・とよく言われます。 サラリーマンが会社からもらう給料というお金も、…
  9. 2017-11-18

    身だしなみとお洒落(オシャレ)の差

    最近は「身だしなみ」という言葉をほとんど聞かなくなりました。 普段お洒落には無頓着な私ですが、…
  10. 2017-10-26

    【上司必見】「できない…」と言う部下の真意とは?

    何か物事を「できる/できない」と言うとき、能力的にできることがわかっている場合は「できる」と言い切り…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る