よく言われることですが、サラリーマンがお金を貯めようと思えば、ますは毎月の給料から貯金する分を強制的に差し引く(=貯金する)ことがコツです。
給料から生活費などを使った残りを貯金しようとすると、月によってその額がバラバラとなり、場合によっては貯金できない(お金が残らない)こともあり得ます。
給料 ー 生活費 =貯金する額 ではなく、
給料 ー 貯金する額 =生活費 という公式を用いることが大事なコツです。
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毎月の貯金額が人によって異なるのは当たり前ですが、もし特段貯金の目的が定まっていないなら/あるいは貯金をする目安が欲しいというなら、その貯金額は自分の給料(額面ではなく手取り額)の10分の1を一つの目安にすると良いと思います。
いわゆる「十分の一貯金」です。
「無理だ/そんなことできない」という人は少し金額を下げても構わないと思いますが、大事なことは月ごとに金額を変更せず、自分が決めたルールを徹底して守ることです。
人は弱い生き物ですからついつい「まあ今月はこれくらいにしておこう/今月はルール変更でこうしよう」などとしてしまいがちですが、それは絶対にしない!という強い意思が大切で、これがある人はきっと仕事面でもうまくこなして出世・成功していける人だと思います。
自分が決めたルールは守る・・・たったこれだけのことですが、実に何と難しいことか!
継続することは本当に難しいことです。
でも、だからこそそれをやり切り、自分に自信を持たせることが重要になります。
自信を持つ(=自分を信じることができる)人は強いです。
できない/無理だ/もうあきらめよう・・・などと弱気なことは決して口にしてはいけないですし、毎月ただ黙々と遂行していくことが大事です。
過酷な時代に自分や家族の生活を守り、家族に苦労をさせないためにも「お金」について学ぶことは大切です。
さしあたりの第一歩としては「給料の十分の一貯金」を実践していくと良いと思います。