光あるところに「別の光」もある

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西暦1850年前後のアメリカ・カリフォルニアで広範囲にわたって金脈が発見されたため、一獲千金を狙って多くの採掘者が殺到しました。

これは「ゴールドラッシュ」と呼ばれています。

金を掘り当てた人は一夜にして大金持ちになり、また、金を掘り当てられなかった人はいなかった・・・とまで言われています。

そして、面白いのはそうした背景で一番お金を儲けたのは「金を掘り当てた人」ではなく、「金をまったく掘ろうともしなかった人」だと言われていることです。

どういうことか?

つまり、「金」目当てでそこに近づいた人ではなく、最初から別の目的で近づいた人・・・ということです。

その人の名は「LEVI’S (リーバイス)」です。

彼は、金を掘るときに従来型のズボンだとすぐに破れて穴が開いてしまうことに注目し、丈夫で破れにくい素材でズボンを縫製して採掘者たちに販売し、それによって一人儲け・・・大儲けしました。

このジーンズを発明したのがリーバイスのスタートだと言われており、今では世界に2900店舗を構え5000億円近く売り上げているそうです。

この逸話から言えることは、「光あるところに別の光もある」・・・ということです。

つまり、伸びている市場の陰に実はひっそりと伸びて(儲かって)いる何かがある・・・ということです。

この原則に気がつき、そうした目で市場を見るように努めると、ニッチな産業や新たに儲かるビジネスモデルが見つかるかもしれません。

一種の「コバンザメ商法」かもしれませんが、そうした発想力を持つことは、経営者やビジネスリーダーにとって大切なことだと思います。

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