お金は、失っても自分が働くなどして取り戻すことができるものです。
それに対して「時間」はいったん失うと、もはや何をどうやっても取り戻すことは不可能です。
そういう観点で言えば、お金よりも時間のほうが貴重だと言えます。
また、お金も時間も自分が幸せであり続けるために使うのが良いと思いますし、たとえば「なりたい自分」に近づくために使うのが良いと思います。
人は、中途半端に豊かになると不思議と嫉妬心が煽られて、他人の成功やお金持ちになったりすることに「酸っぱい葡萄」を噛んだような気持ちになったりします。
他人との比較をすぐにしてしまううちは、中途半端な豊かさにあるときだと思います。
ある一定以上のレベルになると、そうしたことを気にしなくなります。
その「ある一定以上のレベル」とは経済的に自由な状態にある、と自分が思える程度のレベルです。
別に大金持ちであることがそのレベルではありません。
「超」がつくほどの大金持ちになる必要なんてないと思います(まあなろうと思ってもなれないものですが…)。
お金を持っている人の中には心配事が多くて、いつも頭を悩ましている人もいると言われます。
それでいて持っているお金を使うわけでもなく、使ったとしても使い切れるものでもなく、それなら結局「お金を持っていない」のと大して変わりはないと言えます。
お金をたくさん持っているより、お金を上手にコントロールできる(使うことができる)人のほうが「人生の達人」だと思いますし、もっと言うと「お金と時間」を自分でコントロールできる程度の分量があればそれで良いのではないか?・・・と思います。