
若いうちは関心が「異性」に強くあったりしますが、同時に異性からの関心を惹くために「お金」や「身の回りの物」に意識の矛先が向いたりします。
10代~30代はまだ人生経験が乏しく、中身が薄っぺらです。
自分の外見を華やかに見せるために高価なアクセサリーを身につけたり、同じく高価・高級な物品を所有することを誇示して自分の評価を高めようとしがちです。
少しでも自分を魅力的に見せることを優先します。
ところが、結婚したり、家族ができたり、年齢が~50代にもなってくるとこうした行動が薄れ、外見よりも内面重視の域に到達します。
50代以降は「経済的ゆとり」を意識するようになり、実際、サラリーマンであればある程度の年齢になるにつれ金銭的関心事が高まっていきます。
外見ばかり見栄を張ったところで意味がないと気づき、内面のほうに重きを置くようになるようになります。
また、会社内である程度の出世を果たせば、60代になる頃には多少のお金持ちになっているのも当たり前です。
定年退職する頃には、経済的なゆとりもあり、自由に使える時間もあり、仕事一筋の人生ではできなかったことができるようになります。
ただし基礎体力も落ちているので、旅行するにしても長時間のフライトは疲れてしまうこともしばしば・・・で、一人で動くのも怖いし、集団で動く際にも周りに着いていくだけで精いっぱい・・・といった感じになったりします。
人はいつの日か、お金で買えないものを得るために自らの内面を磨こうと意識するときがきっと訪れます。
それが言葉を変えて言えば「関心事は異性との交流から徐々に経済的自由へ移行していく・・・」ということです。
外見よりも内面を重視し、精神的に健全で心の姿勢で他者から尊敬を集められるようになる生き方が早期にできる人は立派だと思います。