「夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし、
ゆえに、夢なき者に成功なし」
とは、幕末の思想家で有名な吉田松陰の言葉ですが、時代が変わってもいつまでも普遍的に通じる考え方だと思います。
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スポーツ選手が小学生だった頃に書いていた作文に「僕は将来プロのスポーツ選手になる!だった」・・・という美談はよくある話です。
また、事業家が「私たちはいずれ業界でトップになる!」という大きな夢を掲げて日々仕事に邁進する姿は立派です。
そういう人たちは「未来への願望意欲」を良いモチベーションにして、自分の意識と行動を組み立てています。
実際、日々活躍していける人というのは「未来志向で生きている」ことが多いと思います。
逆に、なかなか夢を実現できなかったり行動が持続しないような人というのは、そうした未来志向をせずに自分のうまくいかなかった過去の記憶に縛られて生きているような気がします。
過去の失敗志向・・・です(無意識のうちにですが)。
未来の想像力が旺盛で願望意欲が強い人というのは、ちょっとしたことでも「これをやったらどんな未来になるか?」とか、「この先にどんな未来が広がるだろうか?」といった未来イメージで得る感情が多いような気がします。
何かをするときに、その先のアウトカム(得たい結果)をイメージして、ワクワクして行動します。
また、思ったようにうまくいかなかったときや、問題が起きたり失敗をしたときでも、「この経験があったことで得られること」を想像し、起きたことに感謝できるようになります。
人は、「過去に執着せずに生きられれば、未来を過去と決別させられる」と思います。
未来は決して過去と同じではありません。
「未来は今つくられる!」・・・という認識もまた大切なことだと思います。