日本人の昔気質の人は「質素倹約は良いこと」「快楽主義は身を滅ぼす」などと教わって育ってきただけに、いまだにお金の話をするのはみっともないとか、お金を稼ぐのは悪いことだといった固定概念を持っていたりします。
年配の人/高齢者の人の中にはそうした考えを強く持っている人がいらっしゃいます。
そのため、お金は使い切れないほど持っているのに使おうと思うよりむしろ保管して死ぬまで使わない(使わないまま死んでいく)とか、のんびり温泉に行ったり美味しい料理を楽しんだりすることに罪悪感を覚えたりして後生大事にお金を使わず抱え込んでいるまま・・・です。
気持ち良いことを我慢して、ほんのたまにだけそうしたことを自分に許し、普段はおとなしく質素に生活をする習慣が身についています。
まあ、それはそれでその人の自由ですから構いません。
しかし、最近の若い人はグローバルの世界を知っているだけに、そんな堅苦しい生き方/貧乏くさい暮らしにはどちらかというと否定的です。
誰しも人生一度限りですから、せっかくならもっと気持ち良く楽しく、愉快に、面白く生きていきたいものです。
他人に迷惑をかけてまで自分のことを優先して貫き通すのはちょっと戴けませんが、迷惑をかけない範囲でに楽しく生きるほうがベターだと思います。
通帳の数字と睨めっこばかりして、姿勢が貯金と節約ばかりで生きる人生よりも、自由で活発に行動していろんな体験をしたり美味しい料理を食べて暮らすほうがハッピーで有意義な人生だと思います。
人はイヤでも年老いていきます。
歳を重ねるほどに身体の自由が利かなくなっていきます。
健康・元気でいられるなうちにもっと人生を謳歌しないともったいないと思います。
自分の人生を輝かすのは、持っているお金やかつての地位や職位でもなく、自分が築いてきた人生経験と想い出のほうにあります。
今の時間を楽しみながら、良き想い出をたくさん作っていきたいですね。