お金を稼ぐことは、夏休みの宿題と似ています。
さっさと先に終わらせて残りの時間を思いっきり遊ぶか?
それともなかなか着手せずズルズルと最後の日まで引っ張りながらだらだら遊ぶか?
つまり、先に稼いで後でラクするのか、それとも先に遊んで後から慌てふためくか・・・ということです。
50代後半以降の人生ともなれば、夏休みで言うところのラスト3日くらいのイメージだと思います。
そのときになって慌てるのは精神衛生上うまくありません。
「その年代になって慌てる」のと、「宿題を済ませて余裕をもって遊んでいる」のとでは大きく違います。
40代前半であれば、まだ夏休みが2週間くらいはありそうな感じなので、宿題を終わらせるのにギリギリ間に合いそうです。
でも、50代に差し掛かるくらいのところは夏休み1週間前くらいかもしれませんから、ちょっと厳しいですね。
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10代・・・20代・・・30代・・・それぞれその時期にしかできないことが多々あります。
想い出・記憶はできるものではなく創られるものですから、そうした時期にいろんな体験をしておくことは重要だと思います。
ただし、どの年代であっても将来を見据えながら生きることが大人には必要です。
そこが子どもとは異なります。
子どもは短期目線で目の前のことにしか頭がいきませんが、大人はそれを飛び超えて自分の将来に目を向ける姿勢を持っていなければ大人とは言えません。
夏休みラスト5日・・・思いっきり遊べるような状態でありたいものです。
子どもの夏休みは何回も訪れますが、大人の夏休みは一度限りです。
もうこの夏は二度と来ません。
会社と家の往復だけで30年が過ぎた・・・という絵日記では寂し過ぎます。
「自分が主人公」の絵日記を描きながら、余裕のある夏休みを過ごしたいものですね。