新入社員は早く「一人前」になることを求められ、本人もそのつもりで働きます。
「一人前」とは「ひと通り一人で仕事をできるようになった状態」です。
職種、職場によって求められる「一人前」の中身は異なりますが、先輩や上司がいなくても一人ですべての仕事をこなせるようになれば一人前になった・・・と言えると思います。
残念なのは、ほとんどの人は「一人前になるまでは一生懸命努力するけど、一人前になったらその努力をしなくなる」傾向にあることです。
そこで差がつきます。
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一人前とは、言ってみれば四流が三流になった段階です。四流(半人前)よりはマシですが、それでもまだ三流なのでまだまだ難があります。
そこから早く二流になることが大切で、さらに言えばその先の一流を目指すことも大事です。
多くのサラリーマンは一人前(=三流)で満足し、そこで止まります。なぜなら、周りがそれでいいと言う甘い言葉に流され、本人もラクをしたがるからです。
そんな中、一部のサラリーマンは手を緩めずに二流レベルまで行きます。
ところが、その先になるとさらに狭き門です。
二流から一流を目指せる人は、半人前(四流)のときの熱心さを失わず、高い目標を自分の中に持ち続けている人です。
サラリーマンは、一人前になってからが本当の勝負だと思います。
一人前を三流社員だと認識すれば、そこで手を止めることは少なくなると思います。
三流社員は「会社に所属していれば給料をもらえる・・・と受け身の姿勢で会社に依存しがちです。
そうした姿勢を早く払拭し、「自分がもたらした成果・結果に対して正当な報酬をもらうんだ」・・・というビジネスマンの発想を持つことが大切です。
三流社員から二流社員へ・・・、二流社員から一流社員へ・・・と成長していけるように熱意と努力の姿勢を失わずに頑張ることが大事だと思います。