金融商品に投資をして「お金に働いてもらう/お金がお金を生み出す」・・・ということを実践することは大切な考え方だと思います。
ただし、物事はバランスや時期ということの見定めも大事です。
若いときは、金融商品にお金を投資するよりも自分へ投資をしたほうがベターだと思います。
仮に若いサラリーマンで、年収が400万円/貯金が100万円の人がいるとします。
貯金100万円を金融商品に投資しても、1年間に増える利益はせいぜい数万円です。
でも、その100万円を自己投資に使って、自分の成長に役立てたなら、年収を1割増し・・・2割増し・・・3割増し・・・4割増・・・5割増し・・・にすることが可能です。
どちらが長い目でみて得か?・・・というと、やはり自分への投資のほうでしょうね。
金融商品の最たる例は投資信託ですが、そうした金融商品はお金を他者に預けることを意味していますから、自分ではもはやコントロールできないことも意味しています。
万が一運用に失敗しても誰も責めようがありません。
ある程度の年収を得るようになってくれば自己投資以外の比重を高くしていくのも手ですが、若いときはその比重を自己投資のほうに置くべきだと思います。
若いときの自己投資ほど利回り、投資効率の良いものはないと思います。