目標を忘れないようにするためにも、紙に書いて折りに触れて見直す機会を設けることは、とても大事です。
そのときに、ただ紙に書くだけではうまくなく、「見直す」ということがモチベーションを続かせるためにも大切です。
さらに、目標を紙に書くときに留意しておきたいことが、
1.「どんな目標」を
2.「いつまでに達成」するか
3.「どうしてその目標を達成したいのか」
も書いておくことです。
つまり、その目標を達成する「意義」をそのときの自分なりに「未来の自分に向けて明確にしておくこと」が重要なポイントです。
言い換えれば「目的」です。
目標を達成することで、どんな意味がもたらされるのかをハッキリさせておくのとさせておかないのとでは、「行動を継続できるかできないか」・・・に大きな影響を及ぼします。
目的が明確で、合理性があって心の底から本当に実現させたいこと・状態であれば、きっと継続して目標達成に向けた行動をとり続けれます。
一時的な思いだけで、心の底から願っていることでないとすれば、多分続かないと思いますし、どこかで忘れてしまいます。
細かいことをいうと「なぜ」達成したいのか?ではなくて、「どうして」達成したいのか?・・・です。
「なぜ」は理由で過去にひも付いています。
「どうして」は目的で未来にひも付いています。
その「どうして」の部分が十分に大きくなったとき、脳には自然とスイッチが入りっ放しの状態になり、むしろ行動せずにはいられなくなっていると思います。
そうなれば、目標を達成しない方が難しくなりますね。
うまくいく人は、この「どうして」を明確にしていて、目標達成する道のりがどんなに困難であっても、モチベーションが下がることなく、継続して行動しています。
時には、目標そのものが変わってしまうことが生じるかもしれませんが、それはそれで構わないと思います。
なぜなら、本当に手に入れたいのは目標そのものではなくて、目標を達成する「目的の実現」のほうにあるからです。