年会費の位置づけ

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

世の中にはいろんな「会員制度」があって、身近なところではスーパーや美容院や飲食店などがあります。

一つも会員になっていない(属していない)という人は恐らくいないのではないか・・・というくらい世間はさまざまな会員制度で溢れています。

会員になると何らかの特典が付いていて会員はそれを享受できるというメリットがあるので、無料会員であれば申し込む人は特に多いと思います。たとえ有料会員であっても、費用対効果でみて自分にとっておトクだ・・・と思えるなら、人はお金(=会費)を支払って会員になります。

会費を払う理由は「サービスを買いたい/受けたいから」というパターンが多いですが、これを「その会に属していたいから」とか「会に今後も存続してほしいから」といった目的での行動になるなら、その会は強いと思います。

芸能人のファンクラブなどは会員が意図していなくてもこの行動動機が多分に隠されていると思います。

会を運営する側で言えば、そうした行動動機で会員になってもらうためには、サービスの良し悪しよりも会そのものが魅力的かどうかのほうが重要となります。

会員が会費を払う意図を「各種サービスの恩恵を受けたいから」から「その会が消滅してほしくないから」という意図に振り向けることを運営側は意識すると良いと思います。

別の表現で言うと「寄付の意識づけ」です。会費を寄付というレベルに昇華させることができれば、その組織・会は強いと思います。

・・・・・・・・・・
人は神社に行ってお参りをするときにお賽銭を払います。お賽銭によって特段何かモノを買うわけではありません。お賽銭を払っても神社は何のサービスもしてくれませんしお礼も言いません。願い事が叶う保証もありません。人はそれがわかっているのにお賽銭を払います。お賽銭もまた一種の寄付的要素が過分に含まれているものです。

何らかの会を運営するとき、「会費を頂くからには会費に見合うだけの見返りやサービスを提供しなければならない」・・・と思い込むと、うまくいかなくなることもあると思います。

もちろん、会員へのサービス意識を持つことは重要ですが、その一方で「寄付行為を促す」という意識を持つことも大切だということです。

何らかの基準で会員に序列をつけることも時には大事です。

いずれにしても、年会費(月会費)の位置づけを自社なりに考えて運営することが大切であり、それによってさらに会員を増やすこともできれば逆に既存の会員を減らしてしまうことにもつながると思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2019-3-7

    「無くなる前に補充する」という考え方

    お弁当屋さんで、食材の肉の残量があと一袋、キャベツがあと1個・・・となって初めて具材(仕入れ)を発注…
  2. 2021-10-11

    株の「売買」に酔いしれてはいけない

    株式売買を頻繁に繰り返してお金を儲けようとする人を「トレーダー」と呼んだりしますが、そうしたトレーダ…
  3. 2018-11-11

    「安心できる借金」と「不安な借金」の違いとは?

    借金をすることで、人は長い時間を一気に駆け上って自分の欲求を満たすことが可能になります。 ただ…
  4. 2018-5-22

    カラーバス効果で夢を叶えましょう

    街中でも、自分の家でも、会社(オフィス)でもどこでも良いので、こんな実験をしてみてください。 …
  5. 2017-1-8

    連合の神津会長/頑張れば賃金上がるという常識

    2017年の春闘について「連合」の神津会長はNHKのインタビューで「頑張れば賃金が上がるという常識を…
  6. 2020-6-1

    「投資」に対してポジティブなイメージを持とう!

    お金に関するトラブルは後を絶たず、世間では「株式の売買で損をした」・・・「FXで貯金をすっからかんに…
  7. 2018-4-9

    新入社員は「教わり上手」になろう!

    新入社員が入社して、早や一週間が経つ時期です。 新人さんたちはまだまだ仕事に不慣れなハズですが…
  8. 2019-3-3

    お客さまと接する社員は末端社員ではない

    どんな会社・お店でも、現場の最先端でお客さまに直接サービスを提供しているのは、会社のトップ(社長)で…
  9. 2017-4-17

    経営者はブランド力を意識して経営を!

    よく「ブランド」という言葉を私たちは使いますが、その言葉の定義を求められるとなかなか即答できる人は少…
  10. 2016-12-26

    不動産投資・投機熱が上がっている?

    先日、街の不動産屋さんの前を通りかかったら、表のガラス窓に「あなたもサラリーマン大家さんになりません…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る