
「投資」は危ない・・・怖い・・・と言う人がいます。
年齢にもよりますが、「危ないことには近寄らず」、「怖いことには近寄って克服する」というくらいの気持ちが人生をハッピーに生きる一つのコツだと思います。
大事なことなのでもう一度書きます。
危ないことには近寄らない、
怖いことは近寄って克服する
・・・です。
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世の中には「危ないこと」もあれば「怖いこと」もありますが、若い頃はそれが「危ない」のか「危なくない」のかもわかりませんから、やはりやってみる/試してみる・・・という姿勢が大事です。
たとえば、遊園地のお化け屋敷に入ることは「怖いこと」ですが、実際には「怖いことではない」・・・と言えます。
世の中にはそうしたこと(無知・不知なるがゆえに勝手に怖いと思い込んでしまっていること)が多々あるものです。
必要なのは「近づいて、乗り越えていく」という行動力/克己心です。
若い頃は人生の経験値がまだまだ低いですから、自ら積極的にいろんなことに挑戦して実体験を積む姿勢が大切です。
これが若年層の勇気です。
怖いことを避けていたら、貴重な人生を無味乾燥なものにしてしまいますし、ビジネスで言えば機会損失が膨らむだけです。
やがて怖いことを少しずつ経験していくと、今度は「危ないこと」との区別がつくようになっていきます。
徐々に齢を重ねて「危ないこと」を知るようになると、次は「危ないことは避ける」という勇気を持つことが必要になります。
若い頃とは「回復力」が違いますので、特に歳をとってからの「危ないこと」は避けるべきだと思います。
一方で、歳をとってからも「怖いこと」には挑戦してみる姿勢を持ち続けたほうが良いと思います。
歳をとったら「危ないこと」は避け、「怖いこと」には挑戦してみる・・・これが熟年層の勇気です。
遊園地のお化け屋敷で例えれば、そこに入場するのは「怖いこと」ですが、中には心臓病等の理由で急激なショックは避けるべき人もいて、そういう人にとってお化け屋敷に入ることは「危ないこと」になりますから、その見極めも必要です。
「投資は危ない/怖い」などと思う人は、きっと若い頃に適切な投資の勉強や経験をしてこなかったからだと思います。
投資は危ないものではなく、あえて言うなら怖いものですが、その怖さは克服できることだと思います。
「危ないこと」を「危なくないこと」に変え、「怖いこと」を「怖くないこと」に変えていくという意識を持って、若い世代から熟年世代に齢を重ねていくと人生は楽しくなると思います。