たとえば、今高速道路を走っていて目的地は100km先にあるとします。
高速道路ですから、時速100キロ出して走行すれば1時間で目的地に着きます。
時速50キロで走ると2時間かかります。
時速200キロで走ると30分で着きます。
ここで大切なのは、「時速はいくつであっても、とにかく走り続けていれば必ず目的地に着く」・・・ということです。
高速道路では、走ることを遮るものや邪魔をするもの(信号や建物など)がありません。
走るか走らないか?・・・その決断は自分次第だと言えます。
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早く着くためには今想定したように平均速度を速めればいいのですが、その反面事故というリスクが膨らみます。
命の危険があります。
車の性能で言えば時速200キロは可能ですが、それだと法律的に違反してしまうのと、何より自分の精神的余裕がなくなることが難点です。
余裕がないと当然周りの景色を感じる・・・という楽しみもなくなります。
時速100キロでも50キロでも200キロでも、走行している以上時間の経過とともに必ず目的地へ近づいています。
そして、いつか必ず到着します。
一般道路であれば、いろいろな障害物があるので常に走り続けることはできません。
途中で休み・・・休み・・・休み・・・での走行となります。
でも、着実に目的へ近づいています。
大事なのは「継続すればいつか到達できる」ということです。
まあ、人生はどちらかといえば一般道を走っているようなものですが、気持ち面での「走り続ける/目的地を目指し続ける」・・・ということを忘れてはいけないですね。