今35歳の年齢の人は、倍返しの35年後は70歳です。
ちょうど今、「年金支給年齢が70歳からになるらしい」とか「企業の定年年齢が70歳に引き上げられるらしい」・・・と言われています。
ともに現在のところは65歳ですが、昨今の国の財政状態からみると、近い将来70歳を超えて75歳になっても不思議ではありませんし、やがては本当に75歳になることも覚悟しておかなければいけないかもしれません。
なぜなら、人生100年時代の過程では、70歳も75歳もまだまだ「現役」として活躍できそうな年代だからです。
75歳から100歳までだって、25年間もあります。
仕事をしないで、25年間も何をして暮らせばいいというのか・・・?
仕事をしないで25年間も年金だけの収入で生活していけるのだろうか・・・?
折しも政府自らが「老後の生活資金は公的年金だけでは2000万円の不足になる・・・」と言い始めています。
寿命が延びている日本ですから、70歳を超えても人はまだまだお金・収入が必要です。
そのため、いつの時代も証券会社を筆頭に「投資」を煽りたてて、何らかのブームをつくることに躍起になっている人たちがいます。
それにうまく乗っかってあげるのも手ですが、投資にせよ投機にせよ大事な「お金」を投じるのですから、リスクを承知したうえでリターンを求めることが大事だと思います。
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最近だと、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)を始める人も多いかもしれません。
なぜなら、マスコミ等でそれらを煽りたてているから・・・です。
どんな方法でも構わないと思いますが、そうやって「長期目線」でお金の運用を考え、少しずつお金を「積立てて」いき、いろんな対象物にお金を「分散」していく姿勢を持つと良いと思います。
「長期・積立・分散」は資産形成の王道であり、これらを意識するのとしないのとでは、資産形成に雲泥の差がつくと思います。
若くてまだまだ就労収入を稼げるうちに投資を学び、投資を行なう資金を集め、準備をしていくことが大切だと思います。