お金を稼げない人/持っていない人というのは、自分がそうであるがゆえに他人に対して「お金を稼ぐことばっかり気にするのはみっともない/お金にこだわるなんてハシタナイ・・・」などと言ったりします。
そう言い放つことで自分がお金を稼げない、経済的に余裕がないことを正当化して自己保身を図ろうとしているのだと思います。
自分で自分を守ろうとしているわけです。
そして、お金持ちにはロクな奴がいない・・・と言いながらも、実は心のどこかでお金持ちに憧れていたりします。
つまり、本心では自分もお金持ちになれたらいいなあ・・・と密かに思っているわけです。
人間というのは何とも不思議な動物です。
相反することを共に心に抱いたり、思っている事と話す事が食い違っていたり、話す事と行動する事が一致していなかったりするのが人間の不可思議なところだと思います。
お金はたくさんあり過ぎてもあまり意味がないので、必要十分+αのお金が手元にあればそれで構わない・・・というのが私の基本的なスタンスですが、いずれにしても「お金は必要」です。
そして、ある程度のお金を確保するためにはやはり「働く」ことが必要です。
つまり「稼ぐ」ことが必要です。
稼げないことを自ら正当化しようとせず、稼げないとしたら素直に自分の力量を認めて稼げるように努力する・・・、「今」稼げないことを悲観することなく「今後」稼げるようになると自分を信じて努力する・・・そんな謙虚な姿勢が大事だと思います。