私はサラリーを元に生活をしていた現役時代から退き、家賃収入という権利収入を元に生活をするようになって早9年が過ぎ10年目に突入しています。
一般的に言うと「独立して10年目」という表現になるかと思いますが、この間、特段問題なく日々の生活を送り、2人の子どもも海外留学・学業を卒業して今では社会人として独立しており、私は日々の暮らしに幸せ感を感じて生きています。
退職後に世界一周旅行に出かけたことも今では懐かしい思い出の一つです。
「目に見える就労」はしていませんが、それなりに毎年利益を残し、国民の義務として「納税」を果たせていることにもそれなりに満足しています。
毎年納税をできているという会社は実は想像以上に少ないと聞きました。
中には意図的に赤字会社として計上して納税を免れているところもあるようですが、そこまでしてお金を溜め込まなくてむしろ、正々堂々と納税して誇りを持ったほうが人生は豊かでハッピーだと思います。
「家賃収入がある = 入居者がいて家賃を支払ってくれている」ということですが、一般的なビジネスで言えば「顧客がリピート購入してくれている」ということと同義です。
退去になると一時的に収入は途絶えますが、その後再び別の人が入居してくれるということはそれだけ商品価値を認めてもらえている・・・と言えます。
たいへんありがたいことだと思って感謝しています。
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顧客満足度調査で有効な手法の一つに、「あなたの友人/知人にこの会社の製品やービスを紹介しようと思いますか?」という質問をして、これに対する回答を最重要項目に計測をするというやり方があります。
人はいくら口で満足だ、気に入った・・・と言っていても、その商品やサービスを仲の良い人に責任をもって紹介するところまでいかないと本当に満足しているとは言えない・・・ものだと思います。
もし、その商品やサービスが紹介した人に不快な思いをさせて関係が悪化したらイヤだ・・・と思うからです。
だから「紹介」という行為をする背景には相当の自信/本気で良いと信じこんでいる・・・という思いが隠れています。
友達に紹介をしてくれたり、友達を説得して勧めてくれたりするくらいなら、それは間違いなく満足していると言えます。
ビジネスで求める先には「お客さまから別のお客さまをご紹介いただけるようになること、がある」・・・これに尽きると思います。
ただの顧客からファンになってもらった証明だと思います。
ビジネスにおいて「新規顧客がつく/リピート購入してもらえる/お客さまを紹介してもらえる」・・・というのは至上の喜びだと思いますから、常にこれらを意識した経営努力を展開していくことが大事だと思います。