私は現役時代から心穏やかに過ごすことを心がけていました。
そうは言っても、時にはドキドキハラハラ・・・ビクビクして一日が過ぎるのを待つ・・・というときもありましたが、概ね心穏やかに過ごしてきたほうだと思っています。
お金を稼ぐときに、イライラ・・・ビクビク・・・して稼ぐのは精神的に不健康だと思います。
投資では本来の投資ではなく投機に走っている人が多くいるため、そうした人たちは勤務中にも株価の変動が気になってイライラ・・・ビクビクしている人がいます。
あまりうまくないと思います。
そもそも「投機で儲ける=転売によって利益を得る」という構図には必ずあるモノが必要です。
それは何か?
→ 自分よりも高値で買う人の存在・・・です。
投機ではこれが存在していないと自分が儲かることはあり得ません。
そういう人が本当に現れるかどうかわからないからこそ人は株価の変動にイライラ・ビクビクしてしまうわけです。
一方、投資の意識で株を持つ人は心にゆとりがあります。
なぜなら、投資の概念で株を買う人に「自分より高値で買う人」は不要だからです。
株式投資は「配当金」を追求するやり方ですから、その会社がキチンと事前の公約どおりに期末に配当金を出してくれれば何も心配もありません(←よほどのことがない限りこの予想は覆る心配はありません)。
ここに投資をしている人と投機をしている人の普段の心の持ち方の違いがあると思います。
不動産投資でも同じです。
不動産投資は「家賃収入を得る」手法であり、よほどのことがない限り(←入居者が滞納するなど)毎月安定的にお金が入ってきます。
たいていの人(入居者)は約束を守り家賃を支払ってくれます。
なぜなら、そうしないと退去させられ「自分が住む家を探す」という面倒なことをしなければいけなくなるからです。
投資と投機の違いを区別し、自分はどちらの手法をとっていこうとしているのか?を今一度明確にし、できることならビクビクせずに安心して暮らせるほう(=投資)を選ぶほうがベターだと思います。