「教わる」+「育つ」の発想

学校の先生をはじめとしていわゆる「教育」に携わっている人の多くは「教育とは教え育てるものだ」という考え方をしています。

今まで多くの人に意見を聞いてきましたが、100%そんな答えが返ってきたのであるときからこの質問はしないようにしています。

私は前から言っているように「教育とは教わり育つものだ」という考え方をしています。

つまり、発想の出発点が違うわけです。

教え育てる・・・の出発点は教える側(=先生)です。

教わり育つ・・・の出発点は教わる側(=生徒)です。

まあ、どちらも正解なのですが、そもそも教育は誰のためのものなのか?/誰のためにあるのか?・・・に主眼を置くと、必然的に「教わる側=生徒」が主役だと気づけると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・

会社内における社員教育も、これまではどちらかというと「何かを教わる(教える)」ことに重点を置き過ぎてきたように思えます。

つまり、もう一つの要素である 「育つ/育む(育てる)」が蔑ろにされてきた感があります。

本来は、これらがセットで「教わる」+「育つ/育む」の発想が大事です。

教えること以上に、それを吸収して「育む」ことに価値があると思います。

「教える」ではなく「育む」ことに若干の重点を置く・・・という発想をこれからの時代の「社員教育」にしていくことが必要なように思えます。

ただ「教える」だけなら本やDVDなどを与えて各人で進めていけばいいのかもしれません。

そして、わからないところは先輩社員や上司に質問して終わり・・・です。

でも、これからはそうした相手任せの一方通行の教育ではなく、双方向のコミュニケーションで教育を行って共に成長していくことが大事だと思います。

それにはリーダーの意識改革も必要です。

リーダーの責務の一つに「部下育成」がありますが、育成とは「教育+成長」であり、その成長するのは主に部下のほうですがそれとともにリーダー自身も成長していくことが大事だと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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