言葉だけで相手に信用されようとするのはうまくないと思います。
言葉に加えて行為・実績によって信用してもらおう・・・と認識するほうがベターだと思います。
場合によってはそこに言葉は要らないかもしれません。
言葉はいくらでも飾り立てて嘘八百も言い連ねることができますが、行為・実績はウソをつきません。
一目瞭然で何がどうなっているかがわかります。
テレビCMでは商品を買ってもらおうと派手な言葉や大袈裟な表現をして宣伝していますが、背景には「商品自体を認知してもらう」という意図がありますから、まあ、あれはあれでしょうがないと思います。
でも、ビジネスの現場やプライベートにおける人間関係では、やはり大げさな言葉・表現はちょっと耳障りが悪いと感じます。
詐欺・・・というのは、案外そうしたところに潜んでいるモノかもしれません(私の経験上、ウソつきの人はそうした大げさな表現を好んで使いますから)。
「沈黙は金」・・・とまでは言いませんが、ある意味では大言壮語(できそうもないことや能力を超えた威勢のいいことを言うこと)を軽々しく言う人は迂闊に信用しないほうが良いと思います。
大袈裟な表現というのは、重い言葉を用いているけど行為・実績からはその重さを感じられない・・・といった類のものです。
要するに言葉が軽く感じられるもので、言葉の重たさを理解していないから、勢いで口から出任せを言うように舌が回っているのかもしれません。
薄っぺらな人・・・とも言ったりしますが、ビジネスの世界ではそうした人を安易に信じないほうがベターだと思いますし、やはり大事なのは「言葉よりも行為・実績」だと割り切ってその人がどんな行動を取っているかを注視することが良いと思います。