4月に入社し、まだまだ意欲満々な新人サラリーマンの中には将来自分が就きたい職位とか夢がある人もいると思います。
たとえば、将来的にこの会社で部長になりたいなあ・・・と漠然とでも思っているなら、部長として必要なスキルや実績や経験はどんなものだろう?と発想してみることと良いと思います。
併せて、そうした目に見えるものではなく、目には見えないものに意識を向けることも大切です。
部長という職位に就くために人として備えておかなければいけない資質にはどんなものがあるのだろう?・・・という視点で発想してみると良いと思います。
案外とこの目には見えない部分のほうが何かと役に立つかもしれません。
目に見えるスキルは案外と差別化要因にはなりにくかったりします。
逆に目に見えないところこそが差別化要因になり得ます。
目には見えないから容易には追い付けないわけで、そうした点・線引き基準を自分の中に持って行動すると仕事への取り組み方・姿勢も良い方向に変わっていきます。
それを「資質・特性基準」とでも呼ぶなら、部長というポジション、肩書き、人物像が備えているべき「資質・特性基準」を考えて、そのモノサシで自分の行動を縛ると良いと思います。
自分の中に基準を持ち、それを高めていこうとして、習慣化していこうとしていくと、不思議と自分という存在が魅力的になっていき、連れて目に見える部分でも成果がついてくるようになると思います。
ここでいう基準は無限にあり、唯一の正解はなく、また進化させていく必要もあるのがちょっと厄介なところですが、でも、それに気づいて自分なりのモノサシをもった行動を取る/取らない、というだけでも他者よりかなり優位に立てると思います。
世間・その他大勢という濁流に流されないためにも、自分の将来のポジションを勝手に自分自身で想定してその準備を今から進めていく・・・。
そんな人が仕事で成功しないはずがない!と思います。
今のこの瞬間のこの言動はそのモノサシで見て是か否か?と自分に問うことを習慣にすると良いと思います。