ローマ帝国が永らえたわけ/フォードの勝利

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

ローマのカエサルは借金王とも呼ばれたそうです。

カエサルは、「借金が少額のうちは貸した者が強者で借りた者は弱者だが、金額が増大していけばこの関係は逆転する・・・」という持論を持ち、そこを突いて借金をどんどんしていったとも言われているそうです。

カエサルにお金を貸したほうからすれば、カエサルに破滅されては大変だ!返してもらえなくなる!となるわけで、実際、最大の支援者(債権者)のクラックスがカエサルを全力で支えたそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ローマ人は「知力ではギリシャ人に劣り、体力ではゲルマン人に劣り、技術力ではエルトリア人に劣り、経済力ではカルタゴ人に劣る・・・」と自分たちのことを控えめに認めていたそうです。

それなのに、なぜローマ人だけが帝国を築き上げ、都合300年も帝国を維持し、長期にわたって支配し続けることができたのか?

ローマ人が他の国の人々よりも優れていたのは、「自分たちが持っているものを徹底的に活用する能力」だったと言われています。

自らの力量を知り、無いものは無い/劣る点は劣ると認め、その代わりに「有るものは徹底してそれを有効に使う」という点では、他の国の人より優れていたのだ・・・と。

→ これは自動車王ヘンリーフォードの話と被ります。

彼は大成功した後に、マスコミからさんざん「学歴がない」「幼稚な発想」だと叩かれ、裁判にもなり、延々と「いかに彼が経営者に適していないか」を詰められました。

ホトホト嫌気がさした彼は、弁護士を介せずに自分で直接答弁します。

「確かに私には何も無い。

しかし、私の机の上にはいくつものボタンがあって、そのボタンを押せば、あなた方が言う問題の一切を解決してくれる人を呼ぶことができます。

一流の法律のプロ、一流の機械工学のプロ、一流の経済学のプロ、一流の販売のプロ、一流のデザインのプロ、あらゆる一流のプロが飛んで来ます。

それなのに、どうして私にそれらすべての能力が必要なのですか?」・・・・・・と。

結局、裁判はフォードの完全勝利でした。

己の力量を知ることは「謙虚」に通じます。

ローマの版図を広げたのは敗者をも同化していくだけの寛容の精神だったと言われるように、自分と他者との違いを認め、互いに敬い、手を取り合って共存していくことが平和な暮らしを維持するために必要なことのような気がします。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2017-5-17

    不動産投資はローンを使うとレバレッジ投資になります

    野球で言えば体が大きくてパワーもあるバッターだと、軽くバットを振るだけでホームランや長打を打つことが…
  2. 2017-8-31

    【不動産】仲介業者が大事にすべき客は買い手?売り手?

    株の売買は証券会社を通さないとできませんが、証券会社からすれば株を買う人も株を売る人も手数料を支払っ…
  3. 2019-1-9

    投資と投機の違い(インカム・ゲインとキャピタル・ゲイン)

    「投資」という一つの言葉で括(くく)られやすいですが、投資には大きく分けて「本当の投資」と「投機」の…
  4. 2017-5-16

    権威を身に付けたかったら・・・

    権威というのは、形はないし、目にも見えません。 本当はあるのかどうかも分からないようなシロモノ…
  5. 2017-5-24

    【重要】「人生お金がすべてではない」とは誰が言う言葉なのか?

    「お金(給料・報酬)で仕事を選ぶ人」は、結局のところ、お金を向いて自分の行動基準を設定しています。 …
  6. 2017-5-25

    【必読】家計改善は「固定費」の削減から・・・

    家計でも、会社経営でも、国の財政問題でも同じですが、収支の改善・やりくりを考えたときに一番重要となる…
  7. 2023-5-23

    【成功の原理】お客さまを紹介してもらえるのは至上の喜びです!

    私はサラリーを元に生活をしていた現役時代から退き、家賃収入という権利収入を元に生活をするようになって…
  8. 2021-5-3

    失敗しにくいビジネスの条件8つ

    ビジネスにもいろいろありますが、次に挙げる条件をすべて満たしていれば失敗を回避できる確率がグッ!と上…
  9. 2018-8-19

    減点主義よりも加点主義の方針が良い!

    ゴールド免許は運転免許証の更新等をした時点において、過去5年以内に加点対象となる交通違反がない優良運…
  10. 2017-6-25

    利己主義の人の発想にはついていけませんね

    利己主義の人は、「自分さえ良ければいい」という発想をします。 他人のことを何も考えないのは一見…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る