これまでのサラリーマンは年功序列で右肩上がりの昇給が毎年あり、さらに退職金があり、それ以外に独自の企業年金があったりしました。
でも、そんな時代(昭和~)はとっくに過ぎ去り、そうした高待遇は崩壊してしまいました。
多くの人たちは「いかにしてお金を稼ぐ(得る)か」といったことばかりに意識を向けますが、でも、人生ではお金を得ること以上にそのお金をどのように使うか?・・・といったことも大事です。
人生の充実度を決めるのは収入ではなくお金の使い方のほうに重きがあります。
仮に今の収入が同じでも、そのお金の使い方が違えば未来の人生では大きな差(老後には数千万円の差)がになって表れてきます。
お金の使い方には「消費」「投資」がありますが、消費は日々の生活で必要なモノのにお金を使い、投資は日々の生活とは無関係に未来の自分の人生のためにお金を投じることを指します。
「投資」についてよくよく考え、検討してみることをおススメします。
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私は経済的自由と行動的自由と精神的自由を得るために「投資を行なう/権利収入を持つ/複数の収入源をつくる」といったことを推奨していますが、中でも投資活動においては「不動産投資」を中心に説いています。
不動産投資とは「家賃収入」を得ることが柱ですが、そのためには軸となる「収益不動産」を購入することが必須です。
ただし、購入した不動産もいつかどこかで手を放すときがくるかもしれません。
投資資産の売却を検討すべき理由は明白で、それは「自分が生きたい人生を生きるため必要な場合」です。
有名な「金の卵を産むガチョウ」の話にあるように、大切なガチョウを売る(殺してさばく)必要はありません。
あくまでもそうしなければならないときは、そうせざるを得ないとき(=自分が生きたい人生を生きるために必要な場合)だけです。
贅沢な暮らしを求めるがあまりに多大なリスクを背負って夜もおちおち眠れなくなるようなことは避けてほしいし、そんな過剰すぎるお金よりも十分な暮らしができる程度のお金を確実に得ることを重視したほうがベターだと思います。
人は豊かな生活がある程度まで実現されるとそれ以上はあまり幸福度が上がらなくなる・・・と言われていますが、実際、そのとおりだと思います。
年収500万円の人が年収2倍の1000万円になったときの幸福度はそれなりに大きいものがあると思いますが、年収2000万円の人が年収2倍の4000万円になったところでそれほど幸福度は上がらない・・・と思います。
重要なことは人生計画(ライフプラン)を立て、その計画に沿って自分の人生を生きることだと思います。
人生計画(ライフプラン)を立てていますか?
もし、未だ立てたことがないとしたら今からでも立ててみることをおススメしますし、立てただけで実践していないなら今後はそれを実践していくことをおススメします。