
スポーツでも勉強でも仕事でも、指導者や先生や先輩などが教えるときは、「○○をしなさい」・・・といったように「What(何)」を大事にします。
もちろん、それが目的地(目標)なのでそれで構わないのですが、続いて大事にしなければいけないのは「Why(なぜ?どうしてなのか?)」です。
この理由付け・目的の明確化がされていないと、教えられたほうはイマイチ本気になれないものです。
やる気が出ない・・・となります。
指導ではこの「Why」を2番目に大切にすることが一つのコツですが、多くのケースではこれをすっ飛ばして3番目に大切な「How to(どうやって)」を説明したがります。
これも、もちろん大切な事なのですが、順番からすると3番手です。
そして、何よりも大事なのは「これら3つをセットで伝える」ことです。
WhatとHow toだけを伝えるのでは片手落ちです。
その行為を行なう意味・ワケ・理由がわからないままに行なっていても成長しないし、成果も出にくいし、上達が遅くなります。
人は「Why」がわかると、納得して真剣になって行動できます。
人に教えるときのセット内容としては、What→Why→How toの順に3つをセットで教える!・・・と理解して実践すると良いと思います。