相手に「ハイ」と言わせることで相手を動かす・・・というテクニック

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

小さい子どもに「何か」をさせたいとき、「○○君は△△ができるかな?」という言い方をすると、子どもは「うん、見てて!」とばかりにその△△をやってくれるものです。

見て~ほら、できるよ!・・・といった感じです。

また、そのときに大人が笑顔で十分褒めてあげると子どもは自信を持ちますし、次もやろう・・・という気持ちになります。

強制的に何かをさせるより、子どもには自発的に行動することを覚えさせるほうがベターだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イヤな話ですが、最近ではレストランなどで予約を入れておきながら、いきなり当日にドタキャンするとか、そもそもキャンセルの連絡もしないという迷惑な輩が増えていると言われています。

倫理観が乏しいというか、お店の損失を顧みないというか、マナー知らずというか、何とも嘆かわしいことです。

→ 人から聞いた話ですが、あるレストランでは、予約時の応対話法をちょっとだけ変更したところ、ドタキャンになる確率が減ったそうです。

どんな応対話法なのか?

それまでは予約を受けるときに「キャンセルされる時はお電話をください」と言っていたのを、少し変えて「キャンセルされる時はお電話をいただけますか?」・・・と変えたそうです。

言葉面だけを見れば「ください」を「いただけますか?」に変えただけ・・・です。

でも、たったそれだけでドタキャン率が30%から10%に減ったとか!

それまでの話法は、行ってみればお店側からの一方通行で、「~してください」という依頼調でした。

言われたほうは、一方通行で言われただけなので「約束をした」とまでは強く思っていない恐れがあります。

その結果、キャンセルの電話をしなくても「約束を破った」という気持ちにはあまりならなかったのかもしれません。

「~してください」の依頼調から、「~していただけますか?」とお願い調に変えると、お願いされたほうとしては返事をしなければいけなくなり、会話がその段階で一方通行ではなくなります。

「お電話をいただけますか?

→ ハイ(わかりました)」・・・となり、約束をしたことになります。

自分自身が「ハイ」と返答をしたことが心の中のどこかに引っかかって、本当にキャンセルとなった場合には「電話をしなければ気持ち悪い・・・」という感情になったのだと分析できます。

約束を守らないと気持ち悪い・・・まあ、こういう感情になるのは「日本人」ならではのものかもしれませんが・・・。

人(相手)を動かすとき、相手と何らかの約束をすることが大事です。

約束をするには相手に「ハイ、わかりました」と言わせることがコツとなります。

小さな「ハイ」を相手に言ってもらうことで、相手の行動ベクトルが作動し始めます。

約束をすることで一種の「行動の縛り」が生まれます。

・・・・・・・・・・・・・・

ビジネスで何かのプロジェクトを進めるために他人の協力が必要だとします。

そういうときは、「協力してください」と依頼調で言うよりも、「協力してくれますか?」→ハイ/イイエで返答をもらうようにしたほうが後々有効かもしれません。

リーダーが部下に指示を出すときの5つのステップでも「依頼型」は「お願い型」の上位概念にあり、それだけ部下のほうがストレスを感じやすい(反感を持ちやすい)指示の仕方になります。

誘い型→提案型→お願い型→依頼型→命令型の順に強い指示の出し方となります。

相手に「ハイ」と言わせることで相手を動かす・・・というテクニックは、相手が真面目で誠実な人であればあるほど有効になると思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-9-9

    副業が「原則自由」の注意点

    今や副業は「原則禁止」から「原則自由」に変わってきている時代です。 たった2文字の違いですが、…
  2. 2021-12-27

    より良い人生を送るための種まきを年末に!

    「資産が億円レベル」という人であれば、かなりの贅沢さえしなければ老後の生活はほぼ安泰だと言えます。 …
  3. 2020-6-6

    10万円の給付金/100万円の融資金

    「借りた」お金であれば、当然「返す」必要がありますから、将来の返済のことを頭の片隅に置いたうえで借り…
  4. 2018-1-3

    【未来予測】2019年から2020年にかけて留意しておくべき事

    東京都の小池都知事がやたらカタカナ言葉を使いたがることを多くの人は知っています。 都民ファース…
  5. 2017-9-3

    寝る前に明日やるべき仕事を6つ書き起こすべし!

    アメリカのある会社の社長が、どうすればもっと会社を発展させれるだろうか・・・と考えて、ある経営コンサ…
  6. 2018-8-25

    お金を貯めっ放しは「捨てた」も同然です

    家計のお金の流れは「稼ぐ→貯める→増やす→使う」です。 このうち「貯める」というところまでは多…
  7. 2025-2-6

    財資産1億円あれば将来の経済的不安は解消される・・・

    ある外資系金融機関の2020年の調査では、日本人で1億円以上の資産を持つ人は約376万人にも上るそう…
  8. 2018-6-13

    ハリーポッターに学ぶ「自分がやれることはすべてやる」+「うまくいくまであきらめない」

    「ハリーポッター」と言えば、映画はもちろん、本やUSJのアトラクションなど、多くの客を動員してお金を…
  9. 2017-5-27

    「トラック・ランナー」と「マラソン・ランナー」の違い

    陸上の走者には大きく2通りあります。 一つは競技場の中のトラックを円を描くように走るトラック・…
  10. 2016-11-29

    「営業で断られる6つのパターン」を研究して売れる営業マンになろう!

    昔から一番ラクな営業は相手先任せで済んでしまうやり方で「待ちの営業」と言われています。 それを…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る