サラリーマンは理由で動きます。
ビジネスマンは目的で動きます。
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多くの女性は化粧をしますが、最初のきっかけは「女性が化粧をするのは当たり前だから・・・」というよくわからない理由だったかもしれません。
でも、いつしかそれが「自分をきれいに見せるため/常に美しくありたいから」・・・といった目的意識を持って化粧をするようになります。
女性は理由で化粧をするのではなく、目的で化粧をしているわけです。
そうした女性に対して、もしも言葉をかけるとしたら「キレイだね」という化粧を認めてあげる言葉です。
つまり、女性がしていることの目的が達成されていることを教えてあげることです。
それによって女性は嬉しくなり、ますます化粧をがんばろうと思うようになります。
他者に認められたことが励みとなり、化粧をすること自体が楽しくなります。
人は承認欲求を持っていますから、他人から認めらる(ほめられる)とますますやる気が出ますね。
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会社におけるサラリーマンの仕事も似たところがあります。
最初に仕事をするときは上司から指示されて・・・というきっかけ(理由)だったかもしれませんが、早い段階で目的意識を持って仕事を行うことが重要です。
そして、上司は部下の仕事ぶりを見て認めて(ほめて)あげることが必要です。
部下は上司に褒められると「あー、これでいいんだ」・・・と安心します。
安心してますますやる気が出て次もがんばろう!となります。
これが好循環となります。
理由で仕事をするのではなく、目的で仕事をする姿勢が大事です。
そしてその目的が達成されていたら、上司はキチンと褒めてあげることが大事で、まさに「女性の化粧」と同じようなことをマネジメントとして用いる意識を持つと良いでしょうね。