
私が現役時代、何か新しいプロジェクトを発案し、それを実行しようと具申すると、必ず横から反対意見を出して横やりを入れる人がいました。
何事も「理論も大事だけどそれ以上に実践が大事」です。
夢物語でうまくいくことばかりを考えるのは良くないことだとわかりますが、論理的に考えてうまくいかない理由は出そうと思えばいくらでも捻り出せるものです。
挙げたらキリがありません。
すべてが完璧OKを求めていたら何もできません。
多少のリスクは承知のうえで、そのリスクを予め認識し、回避する手立てを講じ、さらには予期せぬ問題が生じてもそれを乗り越えて突き進む覚悟をもち、あとは成功を信じて行動するだけです。
失敗を怖がってばかりいたら経営も仕事も恋愛も学業も旅行もいろんな勝負事も何もできません。
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私が現役ビジネスマンを引退し、前線から退いてもうすぐ11年が経ちますが、50歳でリタイアしてその後一切働くことなく今まで生活が成り立ってきたのは偏に「不動産投資」のおかげです。
50歳リタイア後は別に貯金で暮らしているわけではなく、貯金というストックはないけども毎月の安定した家賃収入が入ってくるというフローのおかげです。
不動産投資を学び、理解し、リスクがあることを承知し、原理原則を大切に実践し、仮に予期せぬ問題が生じても都度真摯に向き合って問題解決を図っていけば誰でも破綻することなく生活資金の糧としてできるとうできると思います。
それが他の投資よりも魅力的で汎用性の高い不動産投資だと思います。
現役時代は会社内で慎重派が「やらないほうがいい理由」をいつも口にしていましたが、リタイア後はそうした厄介な声を気にする必要はなくなりました。
そういう意味では、良くも悪くもすべて文字どおり「自己責任」です。
他人と比べると疲弊しますから自分なりのペースで投資をするほうがベターです。
理論を頭の隅において実行してみると意外とうまくいくことが多いのが世の常のような気がします。