
日本人は節約を美徳と教えられ、どちらかというと日々節約を意識している感があります。
高額な商品よりは廉価な価格の商品を選ぶ・・・
必要のないものは買わないようにする・・・
できるだけ長くボロボロになるまで使う・・・
欲しいものはバーゲンで買うようにする・・・といった感じです。
しかし、節約そのものが家計の収入を増やしてくれるわけではありません。
単に支出を減らすことに貢献するだけです。
手残りのお金は節約をしないときよりも多少増えますが、でも、収入そのものが増えるわけではないです。
お金を増やしていく人は、節約を考えるヒマがあったら「増収入」について考えています。
どこに行けば安く買えるか・・・を調べるより、どうしたらもっとたくさん稼げるかを調べ(考え)ることに意識を向けます。
たとえば、月給30万円の人が月に5万円の節約をした場合、得するのは5万円です。
一方、月給30万円の人でも複数の収入源を持つように励めば、得られる金額は青天井です(5万円以上を望めます)。
節約はある段階で限界がきますが、増収入に関しては限界がありません。
極端に言えば、短期目線では節約の勝ちですが、中長期目線では増収入のほうが勝ちです。
節約よりも収入アップ(増収入)を考えるほうが長い目で見れば有効ですが、一番良い考え方は「両方取り」をすることで、すなわち「節約をしつつ、併せて収入アップの手立てを図る」ことだと思います。