毎月の給料を徐々に使っていって、月末に残った分だけを貯金する・・・というやり方だとお金はほとんど貯まりません。
それは、月末になるとほとんど残っていないから・・・です。
給料が振り込まれたら直ちにその一部を別の銀行口座に入れ直すとか、最初から給料の一部を別の口座に振り込んでもらうといった「スタートで差をつける」ことをしていかないと、なかなかお金は貯まりません。
ここで言う「スタートで差をつける」とは、「最初から無かったことにする」・・・という方法でもあります。
最初から無かったお金・・・だと思えば、実際お金なんていくらでも貯められるものです。
貯まらないのは、そうしたせっかくたまったお金でも、ついつい預金通帳を見てほくそ笑んだり、頭の隅っこにその貯まった金額がチラついてしまうがために、何かの拍子に「使ってしまう」から・・・だと思います。
いずれにしても、貯金というのは「最初から無かったもの」として扱うと貯まっていきます。
ただし、これをあまりに頑張りすぎてしまうと手元のお金(=使えるお金)が少なくなるので場合によっては貧乏暮らしになっちゃうので要注意です。
でも、まあ、それに慣れれば良い・・・という見方もできますが・・・。
ある意味では、独身一人暮らしの貧乏であればすぐ慣れますし、誰にも迷惑をかけないので自分がそれで我慢・満足できるならそれで構わないかもしれません。
そして・・・あるとき気がついたらしっかりお金が貯まっていて「にわかお金持ち」になれます。
どこかから継続して振り込まれるお金専用の通帳を作り、3~5年くらい無かったものとして放置しておくと案外と貯まっているものです。
場合によっては、数十万円~数百万円くらいにまで貯まっているかもしれません。
数百万円貯まっていれば、不動産投資に使うことができます(この段階で、「貯める」から「増やす」にチェンジです)。
こうした考え方ができるようになれば、本当にいくらでもお金は貯めて増やしていくことができると思います。