子孫にはお金ではなく教育を遺すという考え方

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自分が死んだ後に「家族に多額のお金を遺さない・・・」という発想をするお金持ちの人は多いと思います。

お金そのものをたくさん遺すのではなくて、それまでに家族に承継させてきた家庭内文化・哲学・教育こそが大きな遺産になると考えている人たち・・・です。

そういう人たちは、従前に整えてきた環境こそが財産であり、ヘタにお金等の目に見える財産を遺す必要はない・・・と考えているわけです。

ただし、ある程度の現金・不動産・各種動産は残します。

そうした考え方には一理あると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自分がこの世を去るときに、持ち金をちょうどピッタリ使い切ってサヨナラをする・・・ということはまずもって不可能に近い話です。

なぜなら、人はいつ死ぬかわからないからです。

だから、たいていの場合は老後の生活用にお金を蓄えて、それを使いながらも最期は幾分かお金を使い残してこの世を去っていきます。

その残ったお金(財産)が家族への遺産となり、相続関係が発生します。

現代医学や健康持続の発達のおかげで人は死を先送りできるようになり、その結果人は老後の安心のためにお金を備え過ぎるようになってきているのかもしれません。

言えるのは、遺族に害を及ぼす原因となるお金の遺し方をしない!・・・ということです。

相続がうまくいく家庭というのは、結局のところ、教育とか作法とか一般的な社会常識を子孫に残していると思います。

適切な躾を身につけ、社会的に健康に育った子どもたちは、何をしてもうまくそつなくこなしているものです。

そうした教育が残念ながら施されていない子孫は(すべてがそうだとは言いませんが)、親がなくなった後に争いを顕在化したりしているような気がします。

あぶく銭は身につかない・・・と昔から言われているように、ヘタに子孫にお金を遺すより(ある程度分は取り分けておいて)自分で使い切ってしまうのが良いかもしれないですね。

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