サラリーマンの中には、本当はすごい能力を持っているのに会社内でおとなしくじっとして、与えられた最小限の仕事をそつなくこなすことで満足してしまっている人がいます。
本当はその人の限界がもっと遠いところにあるのに、「自分にできる範囲内」でいつも仕事をしているので、いつしか自分の限界が狭まっていきます。
ちょっともったいないですね。
むしろ、いつも限界を超えて限界線を拡大するような意識と行動をするほうが成長と成功を得られやすいと思います。
でも、そうした人は出世することや成功することをあまり望んでいなかったりします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分を抑え込んでいる限界線を突破するには、既にその限界線を突破している人たちに囲まれる環境に身を置くのがベストです。
環境が変われば自分の「常の状態」も変わり、いつしか限界線を広げることができていきます。
たとえば、年収1000万円以上になりたければ、普段付き合う人をみんな年収1000万円以上の人たちにする・・・といった類です。
水泳が得意になりたければ、水泳が得意な人たちといつも一緒に泳ぐようにすれば良いと思います。
痩せたければ痩せている人たちと食事をしたり出かけたりすると良いでしょうね。
筋肉モリモリになりたければ、ジムに通って筋肉モリモリの人達と同じ時間を共有することが大切です。
・・・そうしていくうちに 「今の限界」を必ず超えていけます。
もちろん、一度や二度そうした環境に身を置くだけではうまくいきません。
長期間にわたってそうした環境に身を晒すことが大切ですね。
そうやって過去の自分の限界を突破すると、自然に自信が芽生えます。
自信が持てるようになると、物事をポジティブにとらえるようになり、行動範囲が広がります。
行動範囲が広がると、新たな出会いがあったり、さまざまなチャンスに遭遇する確率も高くなります。
チャンスが増えると、予想外の好結果を得られるようになります。
そうやって成長していってもらいたいと思うのですが、自己成長を望まないサラリーマンには「暖簾に腕押し」かもしれません。
若い人にはどんどん自分の限界に挑戦して、限界を超えて、たくさんの成長と成功を経験して、人間力を高めていってもらいたいものですね。